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	<title>TheNews &#187; おしどりマコ</title>
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	<description>自由報道協会有志で作るニュースサイト</description>
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		<item>
		<title>第40回 ふくしま集団疎開裁判の件。 郡山では今も屋外活動制限中！</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/11200</link>
		<comments>http://the-news.jp/archives/11200#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 21 Mar 2012 22:30:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 第40回 ふくしま集団疎開裁判の件。 郡山では今も屋外活動制限中！ 　３月１７日に福島県郡山市で開かれた、「ふくしま集団疎開裁判」のことを世界に訴えるためのイベントにお呼ばれしたので走って行ってきました [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p id="count">第40回</p>
<h2>ふくしま集団疎開裁判の件。<br />
郡山では今も屋外活動制限中！</h2>
<div id="thisweek">
<div id="honmon">
<p>　３月１７日に福島県郡山市で開かれた、<a href="http://fukusima-sokai.blogspot.jp/" target="_blank">「ふくしま集団疎開裁判」</a>のことを世界に訴えるためのイベントにお呼ばれしたので走って行ってきましたよ！</p>
<p>しとしと雨が降る中、イベントが行なわれた男女共同参画センターのお向かいの空き地をガイガーカウンター(日立アロカメディカルＰＤＲ－１１１）でひと測り！　してみると、１．８μＳＶ／ｈ。わー、草ぼうぼうの空き地だからかな、でもけっこう高いねぇ、と言うと、郡山市民の方が「今日は雨だから水で遮蔽されてけっこう低いほうだよ」とのこと。あ、そうなの？<br />
（ちなみにその方と後で、別の公園の茂みを一緒に測ったら、私のも彼のも１．６μＳＶ／ｈで、「わーおんなじ！　校正きちんとできてるねぇ」と喜んだけれど、笑いごっちゃないわ！）</p>
<p>さて、ふくしま集団疎開裁判のことをご紹介しましょう！　昨年、郡山市内の小中学生１４人が「安全な場所で教育を受ける権利」を求めて、福島地方裁判所に仮処分を申し立てたこの裁判、私も何となくしか知らなかったけれど、このイベントは裁判の弁護士の方々が企画されていたので、詳しく知ることができました。わかりやすくまとめてくださったのを書きますね。<br />
（ほんとは当事者の債務者、債権者という表現なんだけど、わかりやすく原告、被告という言葉で説明してくださいました。）</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p><strong>☆原告：１４人の小中学生が求めたこと </strong><br />
郡山市に対し、１４人の原告が空間放射線量が年間１ｍＳＶ以下の安全な環境の地域で教育を受けられるように避難することを可能にすること。<br />
（あれ？　もっともな権利だよね？）</p>
<p><strong>☆被告：郡山市が求めたこと</strong><br />
原告の申立を却下すること。<br />
（あ、そうなの？　つれないね！）</p>
<p><strong>☆原告の主張 </strong><br />
ア、原告らが通う７つの学校は「郡山合同庁舎」の空間線量の値から推計。<br />
（別紙にグラフがついてございました）<br />
①２０１１年３月１２日から８月３１日の空間線量の積算値は７．８〜１７．１６ｍＳＶ<br />
②２０１１年３月１２日以来、１年間の空間線量の積算値は１２．７ｍＳＶ〜２４ｍＳＶと推定。<br />
③裁判の審理終結日（２０１１年１０月末）から年間１ｍＳＶ以上と推定。</p>
<p>（んー、正直いうと、空間線量の積算だけでは難しいだろうな…チェルノブイリは空間線量とベクレル数で避難地域を決めたけど、日本はそうじゃないからね）</p>
<p>イ、チェルノブイリ事故で旧ソ連とロシア等３国が定めた住民避難基準を郡山市に当てはめると、原告らが通う学校周辺は、昨年１０月末の時点で、全て移住義務地域に該当（別紙の汚染マップがついてございました）。</p>
<p>（そうなんだよね、でも、これを言うと「福島はチェルノブイリほどひどくないよ！」的なことをよく言われたものです。）</p>
<p><strong>☆被告の主張 </strong><br />
すべて不知です！！<br />
（ん？　ふち？　つまり「知りません！」てことでした！）</p>
<p>ここで解説！<br />
裁判では、主張を「認める」か「否定する」のどちらか。けど、ときどき「知らない」という答弁もあるんだってさ。「積極的に争うこともしないけど、相手の主張を認めるつもりもなーい」という態度。消極的だけど、結局争ってることになるから、主張が認められるかどうか、証拠により判断するんだってさ。</p>
<p><strong>☆被告の反論</strong><br />
第一の反論：　２０１１年６月７月に実施した、原告が通う学校で積算線量計で測定した結果によれば、空間線量は０．０８〜０．２μＳＶ／ｈ<br />
第二の反論：　学校滞在中の年間推定被曝線量について。<br />
滞在時間を一日８時間、年間２００日と仮定すると<br />
０．０８μＳＶ×８時間×２００日＝０．１３ｍＳＶ<br />
０．２μＳＶ×８時間×２００日＝お。３２ｍＳＶ<br />
いずれも０．１ｍＳＶ以下。</p>
<p><strong>☆原告の再反論</strong><br />
第一の反論に対して：　積算線量計を携帯したのは子どもではなく、教職員。子どもが校庭ですごすとき、教職員はコンクリートの校舎内ですごすことが多いのは実態であり、測定結果≠子供の被曝線量。<br />
（そうなのさ！　去年、どれだけこれを文科省に追及したか！　放射性物質が濃縮されやすい滑り台の近辺や、砂場や、茂みや、建物の隙間に、学校の先生は、行かないでしょう？　それとも毎休み時間、低学年と一緒に遊ぶ先生に積算線量計をつけて頂いたっていうの？）<br />
第二の反論に対して：　登校日は登下校に１時間かかり、帰宅後は自宅から出ないもの、休日は一日３時間を屋外で過ごし（これに関しては、後でもの申す。）その他は自宅ですごすものとして計算。<br />
①学校滞在時間の被曝線量が０．０８μＳＶ／ｈの場合。<br />
（計算式略）年２．５ｍＳＶ<br />
②学校滞在時間の被曝線量が０．２μＳＶ／ｈの場合。<br />
（計算式略）年６．３ｍＳＶ</p>
<p>そしてさまざまな証拠、証言、意見書などを提出。<br />
裁判所の判断は…？<br />
却下！！<br />
裁判所の判断がふるっています。<br />
全文をお読みになりたい方は<a href="http://1am.sakura.ne.jp/Nuclear/111216decision.pdf" target="_blank">こちら！</a></p>
<p>１．原告の申立とは何かっていうと…<br />
１４人の子供の避難を求めてる、と主張するけど、その子供たちと同じところに住んでいる子供たちも全く同じ条件でしょう？　だから結果的に郡山市内の小中学校に通う約３万人の子供たちも避難させてって言ってんでしょ？<br />
じゃあ、郡山市の小中学校の教育活動を全て差し止めることを求めてるとみなしたよ。</p>
<p>２、そこから考えると…<br />
郡山市内の約３万人の小中学生がみんな集団疎開をしたいと思ってるとは限らないよ。１４人の原告は自分が避難したいことを理由に、関係ない他の子供の教育を差し止めることを求めることになってるよ。<br />
なので主張を認めるため、避難を認めるためには、生命の危険が切迫していることが必要だよ。</p>
<p>３、内部被曝について。<br />
１４人の小中学生について、具体的な内部被曝の有無と程度は明らかにされてないよね。<br />
（そりゃそうだよ、去年、どれだけ内部被曝をきちんと評価してよ、とあちこちで追及しまくっていたか！　「脱ってみる？」読者のみなさまならご存知のはず！）</p>
<p>４、３・１１以来の過去の被曝について。<br />
「過去の被曝」自体は、本件申立により防止できないよね、だから考慮する必要ないよ。<br />
（はい？　今から避難しても過去の被曝は防げないからって、考える必要ないってどういう意味？）</p>
<p>５、生命身体に対する切迫した危険性の発生。<br />
１００ｍＳＶ未満の被曝をして、晩発性障害の発生確率のデータは無いよね、ま、被曝はしないにこしたことはないけど。そして４月１９日の文科省の通知では年間２０ｍＳＶが暫定的な目安だったよね。<br />
過去の被曝とあわせて、年１ｍＳＶを超える被曝が見込まれるとしても、切迫した危険性は認められないよ。</p>
<p>６．損害を避ける代替手段について（避難の代わり）<br />
子供たちには引越し・転校の自由があるから、郡山市が子供たちにムリヤリ郡山市で教育を受けさせているわけではないよ。だから郡山市が子供たちの権利を侵害してるわけじゃないよ。<br />
引越しにより、子供たちは損害を避けることはできるのだからね…</p>
<p>７、以上から、原告：子供たちの申立には理由が無い！</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　えぇ、まぁけっこう驚きましたこと。<br />
チェルノブイリで避難したけど、郡山で避難しない理由を要約すると、<br />
「だってまだ命にギリギリじゃないじゃん！」<br />
「だって、１４人認めたら、他の３万人も避難させなきゃいけないじゃん！」<br />
みたいなとこでしょうか？</p>
<p>このイベントでは短く裁判を劇で表現したあと、ゲストの方々からの意見（ここに私たちは呼んで頂いたの）を聞き、そしてその後、お客さまがた全員でそれぞれ適当に分かれてグループセッション。<br />
このね、グループで分かれたときが凄かった！<br />
ケンパルと私は分かれて別のグループに加わったんだけど、みなさん、少し話し出されると、それぞれ、全く止まらない勢いで喋り続ける！</p>
<p>――郡山の方々はなかなか、放射線のことはお話ししにくいって聞きましたけど？</p>
<p>「だからね、ここでは安心して喋れるんですよ！」</p>
<p>あぁ、そうなんですね…</p>
<p>ケンパルのグループで、奥さまと子供さんを自主避難させたパパさんがいらして。</p>
<p>「身内を避難させたから、ということで会社でいろいろ言われ、肩身が狭いんです。今日は一人で来ました」</p>
<p>このグループ討論の話の尽きなさが衝撃的でした。</p>
<p>そして、もう１つお聞きして驚いた話！</p>
<p>郡山市では子供の屋外活動の制限がまだ続いているんだよね、そりゃそうか、危ないもの。</p>
<p>でも、数字をお聞きするとビックリするよ！</p>
<p>公立の保育所：０〜２歳が15分、３歳から就学前は30分以内。<br />
公立の小中学校：屋外活動を１時間以内、部活動を２時間以内。</p>
<p>すると、去年の秋に子供たちが運動不足になっている、とのことで、郡山市内に大型室内遊戯場ができたそうです。</p>
<p><a href="http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&amp;NEXT_DISPLAY_ID=U000004&amp;CONTENTS_ID=25305" target="_blank">こちら。</a></p>
<p>まぁ、そりゃね、屋外活動制限が１５分以内とか３０分以内とかね、短すぎるよね…</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　と、この郡山市の屋外活動制限のお話と、大型室内遊戯場の話をいわき市と南相馬市の仲良しにしたら、「全然知らなかった！」とのこと。そうなの？　こういうのってあまり大きなニュースにしてくれないんだよね、復興、除染はわりと大きく扱われるんだけれど。</p>
<p>という例として、１つ。</p>
<p>新聞社から取材の依頼がきて、それが「脱原発を発信する芸人！」というテーマだったので、記者さまにお願いしました。</p>
<p>――脱原発はもちろん大切なんですけど、今は私たち、脱被曝が一番だと思っているんです。だから、脱原発じゃなくて、脱被曝ではいけませんか？</p>
<p><em>記者さま</em>「なるほど、単に企画を書いただけでしたので、脱被曝でいきましょう。」</p>
<p>と、いったんスンナリいったんだけれど。</p>
<p>しばらくして電話がかかってきて…</p>
<p><em>記者さま</em>「マコさん、ごめんなさい…。一応、念のため上司に確認したら、脱原発はいいけど、脱被曝は扱いが難しいというので、取りやめになってしまって…」</p>
<p>――えええ、そうなんですか？　ビックリしました！</p>
<p><em>記者さま</em>「私も驚きました。こういうことがうちの紙でもあるのかと…。紙面では警戒しすぎて、及び腰になることもある、とは思っていましたが、こんな形で…本当にごめんなさい。もう一度企画を練り直します」</p>
<p>と、おっしゃって頂きましたが、ちょっと萎えましたん。脱被曝はダメで「被曝なんかしてませんよ、安心ですよ」のほうは載るのねぇ。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　郡山にも仲良しができて、郡山に来たら絶対、電話して！　というスナイパーやお医者さまなど頼もしい仲間ができました。</p>
<p>――でもさー、１〜２μＳＶ／ｈのとこがゴロゴロあるってやっぱり線量高いねー。</p>
<p><em>スナイパー</em>「ほんと、今日は雨だから線量抑えられて低いほうだよ？　０．９以下になったら、０がついてるからなんかすっごい低く感じちゃう。もう、マヒしちゃって」</p>
<p>――あ、今、私も０．３とか０．４とか見たら低ーい！　って思っちゃうな…</p>
<p><em>スナイパー</em>「そうそう、でもよく考えたらそれでも以前の１０倍くらい高いんだよね！」</p>
<p>むー、飯舘村の仲良しにも言いたいけど、慣れとあきらめは、やっぱりダメだよ！</p>
<p>そして、福島はもちろんだけど、福島県以外の汚染も心配です。</p>
<p>千葉のホットスポットのチビッコたちが心配だ！　と連絡をくださったお医者さまがたと今、連携しています。ということは、宮城や茨城や栃木や岩手のホットスポットも心配ということでさ…。</p>
<p>むむ、放射性物質は県境なんて関係ないものね、行動半径がアホほど広がってきた私たちでした！</p>
<p>あ、ケンパルが以前のブログではなく、<a href="http://daily.magazine9.jp/m9/oshidori/">「脱ってみる？　デイリー」</a>に会見書き起こしをし始めたから、見てやってね。</p>
<div id="attachment_11207" class="wp-caption alignnone" style="width: 430px"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/ph12.jpg" alt="【今週の針金】 梅にウグイス、春にセシウム。" title="【今週の針金】 梅にウグイス、春にセシウム。" width="420" height="290" class="size-full wp-image-11207" /><p class="wp-caption-text">【今週の針金】 梅にウグイス、春にセシウム。</p></div>
<p>福島地裁が、避難の権利を求める子どもたちによる<br />
申立の却下を決定したのは昨年１２月のこと。<br />
その後、仙台高裁への抗告申立が行われるとともに、<br />
２月には東京・日比谷で、裁判の様子を寸劇などで再現し、<br />
市民自らが陪審員となって「判決」を下そうという「世界市民法廷」が開かれました。<br />
マコさんたちが出席した郡山のイベントも、その一環として企画されたものです。<br />
日比谷での「市民法廷」の様子は、<a href="http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html" target="_blank">こちらのサイト</a>から動画で見ることができますので、<br />
ぜひ見て、自分ならどんな判決を下すだろう？　と考えてみてください。</p>
<p>&nbsp;</p>
</div>
</div>
<p>&nbsp;</p>
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	</item>
		<item>
		<title>仮設住宅の件。</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/10351</link>
		<comments>http://the-news.jp/archives/10351#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 22 Feb 2012 22:08:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
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		<category><![CDATA[おしどりマコ]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ お久しぶりです、バリバリ動いているのですが、なっかなか書けない！　あ、体調を崩してるんでした、もう治りかけですが。一ヶ月くらい、高熱＆微熱を繰り返しちゃった。北海道でめっちゃくちゃ冷えて、そのあとすぐに [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>お久しぶりです、バリバリ動いているのですが、なっかなか書けない！　あ、体調を崩してるんでした、もう治りかけですが。一ヶ月くらい、高熱＆微熱を繰り返しちゃった。北海道でめっちゃくちゃ冷えて、そのあとすぐに発熱したのですが、ちっとも安静にしなかったら、グズグズしちゃいました。でもすごいね、何がすごいって、ケンパルはちっとも風邪ひかないんだよ、うつらないんだよ！　ずっと一緒にいるのに、ほんとすごいな、ま、うつる性質のものでは無いんだけれど、バカはやっぱり…</p>
<p>さて、書くことたっぷりたまってしまいましたよ！<br />
まずは、１月末に伺った飯舘村の仮設住宅にお住まいの方の件です。<br />
１月２５日の第五回福島県県民健康管理調査検討委員会の傍聴と会見に行った帰りに、飯舘村の方々とゴハンを食べました。<br />
そのお一人が、「こんなことあってね…」とおっしゃったお話。</p>
<p>かいつまんでいうと、仮設住宅のＭさんが、自治会費を支払わないので、村の顧問弁護士から退去請求が出されたとのこと。届いた日付が１２月２８日で、一月末までに退去するように、という文書が配達証明でバーンと送られてきたんですって。<br />
飯舘村のもう一人の友達と私たちは「えー！！　ほんとにそんなことあるの？」と半信半疑。</p>
<p>――自治会費はおいくら？</p>
<p><em>飯舘村Ａさん</em>「２０００円。それを４ヶ月支払ってなくって」</p>
<p>――仮設住宅はどこの持ち物？</p>
<p><em>飯舘村Ａさん</em>「福島県の持ち物。運営は村なんだけれど」</p>
<p>――なんで自治会費をお支払いされなかったの？　経済的理由？</p>
<p><em>飯舘村Ａさん</em>「いや、僕が伺った話では、自治会費にしては少し金額が高いのに、明細をいくら請求しても教えてもらえなかったので、不審に思い支払わなかったんだって。その他もいろいろと聞いたんだけど、なんか僕はこのＭさんのお話は正しいことで無茶なことをおっしゃってるようには聞こえないんだよね。でも、村がほんとにそんな理由で退去請求出すかなぁ？」</p>
<p><em>飯舘村Iさん</em>「僕もそう思う。きちんとその文書見せて頂いたほうがいいよ。」</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊</p>
<p>　というわけで、仮設住宅のＭさんにお電話してみました。</p>
<p><em>Ｍさん</em>「あ！　ぜひ話を聞いて頂きたいんです、長くなりますけど少しお時間いいですか？」</p>
<p>――それなら、一度そちらに伺います。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊</p>
<p>　翌日、福島に行く予定がありましたので、Ｍさんのお宅にも伺いました。<br />
そうすると、Ｍさんは手書きの覚書きもご用意して、「よく来てくれました、ぜひ話を聞いてください！」とおっしゃってくださいました。<br />
その手書きの覚書きは後で全文記載いたします。</p>
<p>要点を書きます。</p>
<p>１．仮設入居は８月１０日に入居。１００世帯。<br />
１－２．自治会は８月２１日に設立。自治会費は毎月２０００円となる。</p>
<p>２．Ｍさんは、自治会費は月に数百円程度のものではないか、毎月２０００円×１００世帯の月２０万円の内訳を知りたいと請求。</p>
<p>３．自治会は、自治会費の月２０００円の内訳は、仮設住宅の街灯の電気代、集会所の電気代、集会所の水道代、合弁処理浄化槽の電気代、と口頭で回答。</p>
<p>４．Ｍさんは、それは自治会費ではなく共益費ではないか、そして本当に月２０万円も電気代などがかかるものかどうか、口頭ではなく、文書で内訳を知りたいと請求。</p>
<p>５．自治会、村役場は口頭での説明のみ、自治会費を支払うよう請求。</p>
<p>６．１回目の自治会費を支払った方々に領収書が出てないことがわかる。 （これは、私も仮設住宅にお住まいの別の方にも伺いました。同じ仮設住宅にお住まいのＴさんも、再三、自治会費の領収書を請求したがもらっていない、とのこと。東京電力の賠償請求にも領収書があれば請求できるし、自治会費の金額が大きいので領収書が欲しいのだが困っている、とのこと）</p>
<p>７．Ｍさんは、きちんとした金額の明細も無い、領収書も出ないでは自治会費は支払えない、明細を出してほしい、領収書もほしい、そうすれば自治会費を払う、と交渉する。</p>
<p>８．そのうち、支援物資や村の広報が届かなくなる。</p>
<p>９．Ｍさん、仮設住宅はずっと住むものではなく、いつかは引っ越すので、うやむやに毎年繰り越すのではなく、自治会費の月２０００円×１００世帯の明細はきちんと出してほしい、年間２４０万円にもなるのだから、明細をきちんと出し、月２０００円の根拠を知りたい、と請求。</p>
<p>１０．１２月２８日に配達証明で飯舘村の顧問弁護士から、「自治会費を支払わないので１月末までに仮設住宅を出るように」と退去請求書が届く。</p>
<p>うーんと、Ｍさんの請求はわりとおっしゃる通りだと思うんだけどな？　明細や領収書が無いと、自治会費の月２０００円は高額なので納得して支払えない、ということだよね？<br />
自治会費と共益費とは違うという主張、共益費なら月２０００円の根拠となる明細を知りたいし、仮設住宅によって自治会費の金額は違うし、とのこと。<br />
実際、私が伺った仮設住宅の自治会費は３００円、５００円、１０００円、２０００円など幅広い金額でした。そしてどこも領収書が出ていました。<br />
ちなみに、仮設住宅は福島県の持ち物なので、家賃は無料です。そして光熱費は各自、自前でお支払いされています。<br />
本当に自治会費の滞納だけで退去請求なの？　弁護士さんの文書には「公序良俗に反する…」とかいう文章になっているのではないの？</p>
<p>ということで、文書のコピーを頂きました。こちらです。</p>
<p><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/kasetu012-480x336.jpg" alt="" title="kasetu01" width="480" height="336" class="alignnone size-large wp-image-10375" /></p>
<p>本当に、自治会費を支払わない、ということが退去請求の理由のようですね。</p>
<p>「誓約書の許可要件３で自治会費等は入居者の負担とすると定められており、かつ自治会役員が再三にわたって請求し、飯舘村職員もこれに応じるように指導しているにも関わらず、貴殿は自治会総会で決定した自治会費月額２０００円を、９月分から１２月分まで４ヶ月間一切支払っていません。<br />
貴殿の行為は、飯舘村の定める仮設住宅入居者の退去に関する基準のうち飯舘村応急仮設住宅入居誓約書を遵守しない場合に該当しますし、誓約書許可要件５のうちェ市町村の指導に従わないときにも該当します。<br />
したがって、本書面の送達をもって貴殿に対する入居決定を取り消すとともに、平成２４年１月末日をもって本物件から退去されるよう請求いたします。」</p>
<p>むーん、しかもこの文書、日付が１２月２７日ですね、翌日の１２月２８日に配達証明で届いたのですね。<br />
……お正月前に仮設住宅の退去請求ってちょっとひどくない？</p>
<p><em>仮設住宅Ｍさん</em>「僕はね、村の説明会でも、子供に被曝させたのは村長の責任ではないか！　と声を上げていたりしたからね、そういう面も煩わしいのかもしれないね…」</p>
<p>と力なく笑いながらおっしゃるＭさん。<br />
万一、そう思われていたとしても、自治会費を支払わないから退去請求を出すのは、おかしいよ？</p>
<p>では、Ｍさんの手書きの覚書きも転載いたします。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊</p>
<p><em>【１０月中旬】</em><br />
自治会長が自治会費の請求にくる。（２０００円／月）<br />
適切な金額と思えないので、明細を求める。<br />
説明無しに帰る。<br />
その後、管理人が来て「仮設住宅の街灯電気代、集会所の電気代水道代、浄化槽の電気代」だと言う。<br />
それはおかしい…<br />
「それら共益費は東電に請求するものであり、我々が負担するものではない」と主張、そして自治会費は共益費と別項目であり、例えば集会所のお茶代、親睦会等、自治会の行事に使うものでは、と伝える。<br />
また、共益費の見積もりをとり、請求するよう要求。<br />
３ヶ月くらいしたらできるという返事。<br />
その後説明無し。</p>
<p>自治会費を払った人には領収書が出ていない模様。</p>
<p><em>【１０月下旬】</em><br />
村役場のＭ氏がくる。<br />
Ｍ氏にポストに入っていたお知らせ文書（自治会費請求）を見せ、共益費と自治会費は別であると説明。<br />
彼も了承しました。<br />
また、自治会設立総会時（８／２１）の決定事項、資料の配布（欠席者に対して）が無いことも伝える。<br />
（私は都合により欠席）</p>
<p>その後、自治会から支援物資、役場からの広報、お知らせ版、資料等が一切届かず。<br />
管理人に請求すると、「支援物資は自治会に来たものなので渡せない」と言われる。<br />
そして広報等は「自治会費を支払ってないので配れない」と言われる。</p>
<p><em>【１１月中旬】</em><br />
村役場より、Ｎ総務課長、Ｓ市に集会所に呼ばれる。<br />
自治会長、管理人、同席。<br />
Ｎ氏は「他県の仮設住宅、飯舘の仮設住宅同様、自治会費を払うように」と言う。<br />
私は今までのいきさつ、納得できない理由、領収書が出ていないこと等を説明。<br />
そして飯舘の仮設住宅は原発事故による避難なので、津波等による避難と違うことを主張。<br />
共益費の電気代は東京電力に請求するのが筋であると再度話し、県、または村役場より請求するよう要望する。<br />
そして、支援物資、広報などを配布してもらえない、自治会の現状を伝え、「何とかしてほしい」と訴える。<br />
Ｎ氏は笑っていた。<br />
「私は自治会に加入しない」とそのとき伝える。</p>
<p><em>【１２月中旬】</em><br />
夜８時頃　Ｎ氏、管理人が家に来る。<br />
「村が自治会費を補助することになったので会費を払うように」と言われる。<br />
内訳、金額、東電の問題をたずねても返事無し。<br />
そして継続して、村からの広報が配られないこと、支援物資が届いていないことを追及すると「会費を払わないのなら仮設住宅を退去するよう」と言われる。</p>
<p><em>【１２月２８日】</em><br />
村の顧問弁護士の名前で配達証明がくる。<br />
「１月末までに仮設住宅を退去すること」との内容の請求書。</p>
<p>以上がいきさつであります。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　１月の段階では、Ｍさんは「アパートでも探してそこに移ります、仮設住宅にいても、支援物資も広報も配られないし、このままじゃ、つらい」とのこと。<br />
でも２月になってお電話すると、「アパートもすぐには見つからないし、すぐに追い出されるわけでも無さそうだから、マコさんや友達や、応援してくださる方もでてきたから、もう少しここでがんばってみます」とおっしゃっていました。</p>
<p>ちょっと飯舘村役場のほうにもお話を伺いたいよね！<br />
そして自治会費の明細も知りたいよねぇ。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　飯舘村では小学生に配布されるはずのガラスバッジが渡されていない、というお話を以前しました。（脱ってみる？<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110914/index.php">第２１回ね！</a>）<br />
福島県の子供に配布されるはずのガラスバッジは、あれは予算がついただけで、配布は各自治体の判断に任されていたのです。<br />
なので、「子供が線量のことを気にするのはかわいそうだ」「ガラス製なので、こけたら割れてケガをして危ない」などなどといった理由から、小学生にガラスバッジが配布されていない地域もありました。</p>
<p>わかりやすいので以前の文科省との質疑を再掲載します。</p>
<blockquote><p>――福島県の児童や妊婦さんにガラスバッジを配布して、個人の積算線量を測る、となってましたけど、実情はあまり配布されてませんよ？　小学生に放射線のことを気にしながら生活させるのはかわいそうだ、とかで、全く配布してない地域もありますよ？　保護者が望んでいるのにもかかわらず。このような現状は把握している？　ガラスバッジを配布、というアナウンスだけで文科省は児童の積算線量などは把握してないの？</p>
<p><em>文科省</em>「子供たちが線量計をつけることについて、心理的な影響がある、という意見と、子供たちの被曝線量をきちんと測定するべき、という両方の意見があるのは知っている。それは学校関係者、地方自治体に任せている。文科省がやっているのは教職員に線量計を配ってそれを測定してもらい、発表している」</p>
<p>――自治体に任せている、ということで、では保護者が自分の子供にガラスバッジを持たせたい、と思った場合、どこに訴えればいい？</p>
<p><em>文科省</em>「学校のほうに。文科省ではガラスバッジをつけろ、とかつけるな、とは一切指導していない」</p>
<p>――？？　文科省はガラスバッジは配布したけれど、つけてもつけなくてもどっちでもいいよ、ということ？</p>
<p><em>文科省</em>「文科省としてはつけろとかつけるなとか言ってない。各自治体の判断。文科省としては教職員の線量を測ってるから…」</p></blockquote>
<p>思い出してくれた？</p>
<p>飯舘村も自治体判断で、ガラスバッジが配布されていない地域でした。そして保護者の方は再三、子供たちにガラスバッジがほしいと要望されていました。<br />
そして、去年の１２月初旬、飯舘村の小宮地区に汚染廃棄物の仮置き場を作る、という説明会があったとき、環境省など国の役人の方々も来てらしたので、保護者の方が直訴しました。</p>
<p>「うちの子供にガラスバッジをください！　子供にはもらえるんではないのですか？　なぜ、請求してもガラスバッジをもらえないのですか？」</p>
<p>その直訴が功を奏したそうで、飯舘村の子供たちにはガラスバッジではなく、積算線量計が配布されることになりました。そして、配布されたのが１月２４日。良かった良かった！！　急に配布することになり、てんてこまいだった職員さんお疲れさま！！　でもさ、３月の事故から１０ヶ月たってからの、積算線量計の配布って、遅いよね…</p>
<p>以上、飯舘村はガラスバッジが配布されていない地域、と以前お伝えしましたが、現在は違います、というご報告でした。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　前出の飯舘村の小宮地区、汚染廃棄物の仮置き場についての説明会があったあと、まだ住民の方々が納得いっていないにも関わらず、仮置き場ができることが決定されてしまいました。<br />
そして、もっときちんと説明してほしいよ、その決定は撤回できないの？　などなど考えた住民の方々が集まって相談したり、署名を集めようか、と話していたら、こんな張り紙が見守り隊詰め所にバーンと張り出されました。</p>
<p><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/tumesyo1.jpg" alt="" title="tumesyo" width="252" height="354" class="alignnone size-full wp-image-10376" /></p>
<blockquote><p>（お知らせ）<br />
「見守り隊詰所（いちばん館）内においての、政治活動及び各種署名活動を一切禁止いたします。………飯舘村役場」</p></blockquote>
<p>見守り隊というのは、計画的避難区域となった飯舘村では、住民が自分たちの家を守るためにパトロールされているんですね、そのパトロール隊のことです。これも異論もあって、緊急雇用の側面もあるのですが、せっかく高線量のところから避難したのに、週に何回もまた戻るってどういうこと？　そして自分の地区は自分で守るって、一番汚染が高かった長泥地区の方々が、定期的に長泥地区に戻ってくるってどういうこと？　などという意見も伺いました。<br />
で、計画的避難区域となり、みなさんあちこちに避難されている現状では、同じ地区の方々が集まってお話しするには見守り隊詰所が一番都合がいいんだけど、でも、ここで相談を禁止されちゃあねぇ…　とおっしゃってました。</p>
<p>ん？　これって憲法で保障された表現の自由を侵害するんでない？</p>
<blockquote><p><em>日本国憲法第２１条</em><br />
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。<br />
２　検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。</p></blockquote>
<p>「あのさー、この見守り隊詰所に政治家さんが挨拶に来てたけど、それは政治活動じゃないの？　政治活動って何？」</p>
<p>この張り紙を見せてくれた飯舘村のＫくんはそう言っていました。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　仮設住宅の退去請求が出たＭさんの件は、飯舘村の方々でもあまり知っている方がいらっしゃらなかったんだよね。</p>
<p>「えー、ほんとにそんなことがあったの？」て感じ。</p>
<p>村役場のお若い方々は本当に頑張っていらっしゃるけれど、上のほうの方々がチョイチョイと何かを決めてらっしゃる感じだと聞きます。そして飯舘村の上のほうには経産省の方がずっと入ってらっしゃいます。経産省のＨさま、いつか本当にインタビューさせてくださいませね！</p>
<p>でも、「反村」という言葉を村長がお使いになる飯舘村はどうなんでしょう？<br />
でも村長ご自身、「村民憎し！」のわけないし（まぁ従わない村民は憎いのかもしれないけど）、もとからこうだったわけではないでしょうしね…と話してたら「ん？　村長？　元からわりとこうだったのかもよ？　目立たないだけで」 と飯舘の方にかるーく言われてしまった！！<br />
「事故後こうなったんじゃなくて、元からだったのがアラが目立ったっつーか。そしてそれを村民も黙認してたしねー。今は命の問題だから黙認できないっつーか。」<br />
あ、そうなの？　でも、３０キロ圏外でありながら、高濃度汚染され、避難が遅れたあとで、４月２２日に計画的避難区域となった飯舘村の方々がどうお考えか、どういう状況かを目を光らせておくことは本当に重要だと思います。</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　このほかもいわきに伺ったり、郡山に伺ったりしています。そのことも早く書かなくちゃ！<br />
いわきのママさんの宿題もありますしね、忘れてないですからね！</p>
<p>しかし、今、甲状腺エコーについて、猛烈に取材して勉強しています。神戸の隈病院や東京の伊藤病院や被災者生活支援チーム医療班や、検討委員会や山下俊一先生や、東京大学の先生方や甲状腺の専門医の方々に取材したり。その模様は週刊文春で書きます。<br />
なぜなら、猛烈にいろいろ疑問があって、訴えたいことがあって、「脱ってみる？」にももちろん書くけど、文春だとネットを見ない層にも届きやすいいから。そして<a href="http://fpaj.jp/"target="_self"rel="external"title="" >自由報道協会</a>の代表に「訴訟に強いのは文春だから、ややこしいことは文春がいいよ」と言われたので。</p>
<p>えぇ、まぁややこしいことですよ。先日、文春で書いた作業員の方の件も「安全のため文春にしなはれ」ということでそっちに書いてしまいました。が、大丈夫ぽいので「脱ってみる？」にも書こうっと。</p>
<p>被災者生活支援チームの医療班長とお電話をして、いろいろ伺いました。甲状腺のことや内部被曝のこととかね。<br />
「記者さんはいろいろインタビューとっても、コメントだけ抜き取って、意図的に使ったり、文脈無視したり、コラージュする。まぁそういうお仕事だろうと割り切っているけど、あなたは全部載せるから、いいと思う。そういう面では安心して話せるよ。」</p>
<p>ほほう、医療班長と相思相愛でしたよ！</p>
<p>加工して、コラージュした記事は書き手の意図がめちゃくちゃ入っちゃうものね、そういうもの、と読み手が納得してたらいいんだけれど。<br />
でも、正しい意図ではないコメントを読まされるのは、読み手にとって不利益だと思うんだよね、なので面倒だけれど、加工せず、書き起こし主義のわたくし。</p>
<p>けど、文春で記事を書くとなると、全文書き起こすわけにはいかないんですよね、今回、膨大な取材をしているんだもの！</p>
<p>なので、詳細は「脱ってみる？」に書こうかしら、そして文春にも「詳しいインタビューは『脱ってみる？』を読んでね！」って書こうかしら？　文春さんのＯＫがとれますように☆</p>
<p align="center">＊＊＊＊＊＊</p>
<p>　これから、ますます怖い闘いになるような気がします。あら？　私なんでこんなことしてるんだろ？　て思うときもあるけど。<br />
避難された若いママさんのインタビューを書き起こししてたケンパルが泣き出しました。彼女たちは否応無く、闘わされているんだよね、私たちも、一緒に闘えて、光栄に思います。そのインタビューもまた全文掲載いたします。</p>
<div id="attachment_10377" class="wp-caption alignnone" style="width: 430px"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/ph1.jpg" alt="【今週の針金】 夜遅くまで調べ物したり原稿を書いたりしてるマコちゃんの夜食にうどん、ラーメン、パスタを作りますねん！" title="【今週の針金】 夜遅くまで調べ物したり原稿を書いたりしてるマコちゃんの夜食にうどん、ラーメン、パスタを作りますねん！" width="420" height="409" class="size-full wp-image-10377" /><p class="wp-caption-text">【今週の針金】 夜遅くまで調べ物したり原稿を書いたりしてるマコちゃんの夜食にうどん、ラーメン、パスタを作りますねん！</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>「脱ってみる？」リニューアルお知らせの件。</title>
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		<pubDate>Sat, 21 Jan 2012 00:01:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
		<category><![CDATA[おしどりマコ]]></category>
		<category><![CDATA[原発 関連]]></category>
		<category><![CDATA[最新ニュース]]></category>
		<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[リニューアル]]></category>
		<category><![CDATA[件]]></category>

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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 前回はちょっとテンション低めでしたが、一瞬だけで、もーうすぐに動きまくってますよ！　動きすぎて書く時間がないくらい…　トホホ。 昨年までの「脱ってみる？」は一回の情報量が多すぎる！　との声もたくさん頂き [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>前回はちょっとテンション低めでしたが、一瞬だけで、もーうすぐに動きまくってますよ！　動きすぎて書く時間がないくらい…　トホホ。</p>
<p>昨年までの「脱ってみる？」は一回の情報量が多すぎる！　との声もたくさん頂き、そして、自分で過去の情報を検索するときでも、みづらいのう！　と思っていたので、今年からはこの週一回更新の「脱ってみる？」をウィークリーとし、新たに「脱ってみる？　デイリー」を立ち上げて頂きました。 <a href="http://daily.magazine9.jp/m9/oshidori/" target="_blank">こちら！</a></p>
<p>年末年始の情報更新もできるよう、急いで立ち上げて頂いたのに、全く書けてなくてごめんなさい！<br />
１月７日の「白熱教室ならぬ白熱実験〜福島原発事故後のjustice（正義）を考えよう」のイベントの仕切りが急遽、私たちになり、その準備に１２月３１日からかかりきりになったので、年末年始の空いている時間はほぼそれにつぎ込みました。このイベントに予約メールをいれると、ケンパルから返事がいったので、みなさん驚かれたことでしょう！</p>
<p>それが終わって、さーあ、たまっていた記事を書くぜ！　情報てんこもりだぜ！　と思っていたら、１月９日の東京電力の会見で、作業員の方が倒れて心肺停止状態でいわき市立総合磐城共立病院に運ばれる、ということが発表され、その件にかかりきりでした。<br />
去年、福島第一原発で作業員の方が３人お亡くなりになり、そのうちお２人がに搬送されているのです。東京電力によると「ご遺族の意向とプライバシー」ということで、ほとんど情報が出ないまま、荼毘に付されているのです。</p>
<p>作業員の方々のおかれている状況には以前から強く疑問と怒りを感じていました。</p>
<p>▼脱ってみる？　第２３回<br />
<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110928/index.php">作業員の方々の健康管理はどこがチェックしてるの？　加害者側の東京電力の自己申告のみ？　の件。</a><br />
▼脱ってみる？　第２４回<br />
<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111012/index.php">福島原発作業員の方々の健康管理の件。〜行政解剖は？水晶体の検査は？〜</a></p>
<p>そして去年からこの件を追いかけて、共立病院や管轄の警察署や、いわきの関係者にあたっていた私は、今回、９日に作業員の方が心肺停止状態で共立病院に搬送された時点、９日の夜のお亡くなりになった時点で、ある程度の情報を得ていました。<br />
なので、すぐにいわきに入り、関係者、病院、警察、雇用主、役所などなどに当たっていきました。<br />
そして考えたすえ、この件は少し慎重に動きたいので、週刊文春さんと相談して、文春の記者さまと一緒に動いて頂きました。<br />
ということで、１月１９日発売の週刊文春にわたくしの記事が載っていますよ！　（ゴメンナサイ、宣伝になっちゃった！）<br />
でもさ、けっこう膨大な取材して、情報たくさんあるのにさ、記事は１ページだったの、これじゃー時系列も書けないや、と思いながら、泣く泣くポイントしぼって書いていたら、入稿したあとに、記者さまから連絡。<br />
「信じられないことに、浜崎あゆみさんの離婚で、各記事少しずつ短くしてスペースを空けるという措置が！」</p>
<p>ぬぉ〜〜〜！！</p>
<p>と悔しさをツイッターで呟いたら、</p>
<p>はまさきー！　きさまはー！（回文になっています）　という粋なツィートが返ってきて、和みました。</p>
<p>ま、しょうがないね、読者さまたちが「芸能ニュースより、原発事故ニュースをもっと載せろや！」と凄まないと、変わらないことでしょう。<br />
週刊文春さまもけっこう、あちこちと闘ってるもの。なので、闘うときの訴訟に強い、ということで文春をご紹介して頂いたのだけれど。</p>
<p>文春の記者さまの仕事っぷりには、感銘を受けました。会見や仕事で今までお会いした記者さまがたは、うん、まぁそんな感じね？　みたいな印象だったのですが、今回ご一緒した方には、こてんぱんにやられました。<br />
わー私、足りないものがいっぱいあるわー…　というわけで、うっかり「社会人の常識」「正しい敬語の使い方」など手にする始末。字もキレイだしさ、「ペン習字をやってらしたんですか？」とマヌケな質問をして爆笑されたり。<br />
お風呂の中で「渋谷のマルイの店員さんも字が美しかったし、東京の男の人はみんな字がキレイなのかな？」とぼんやり考えたあとで、思いあたりました。<br />
「違う！　ケンパルが字に弱いから私の標準が低いんだ！」<br />
まー、ひらがなさえ間違う人間が一番身近なので、と冷静さを取り戻しつつ。</p>
<p>けど、３回書き直して、４回めにやっとOK（そのアドバイスも的確なんですよー）。私の能力不足で記者さまを徹夜につきあわせて申し訳ないことしたな、と思い、<a href="http://uesugitakashi.com/"target="_self"rel="external"title="" >上杉隆</a>にちょっと質問。<br />
「上杉さんは文春では何回書き直しされてます？」<br />
「だいたい４、５回は書き直すよ。それが文春クオリティ」<br />
わーすごいのね、でも上杉さんより少ない回数でやったね、でも単にタイムリミットなのかもしれないな…</p>
<p>徹夜中に一度、原稿送っても返事が返ってこず、何回電話をしても返りがなく、あらーお眠りになったのかしら、しばらく待つか、と思ってたら少しして電話がかかってきて。</p>
<p>「すみません、電話のボタンを間違ったとこ押してて、電話を取れなくて…」</p>
<p>…いいよいいよ！　眠ってたって言ってもいいよ！　そ、そんなしょうもないこと言わせてごめんよ！　ど、ど、どこまで二枚目な方なんだ！<br />
そんなほほえましいエピソードも隠されている記事をどうぞご覧ください。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　とまぁ、このように、「脱ってみる？　ウィークリー」は１つの情報に特化せず、見出し的な役割にしていこうと思っています。以前のような詳細ダダ漏れ情報は「脱ってみる？　デイリー」で！</p>
<p>これから書いていく記事として</p>
<p><strong>○小さき花 市民放射能測定室仙台（SSS）の石森さんへのお話</strong></p>
<p>１月５日に伺ってきました。</p>
<p>有機農業を２８年営んできた石森さん。原発事故後、宮城県との驚きのやりとりがありました。</p>
<p>石森さん「うちの野菜を測定したら２００Bq／ｋｇ出たから、もう、これは安全な野菜として有機農業では売れないよ！」<br />
宮城県「国の基準値以下だから売れますよ」<br />
石森さん「いや有機農業として、安全な野菜という商品にならないんだよ！」<br />
宮城県「じゃあ今年だけ有機農業やめて普通の農業したら。そうして売ったらいいじゃないですか」</p>
<p>ど、ど、どんなトンチだ！！<br />
などなど伺ったお話の詳細も近日掲載！</p>
<p><strong>○被災者生活支援チーム医療班福島班長への電話インタビュー</strong></p>
<p>昨年１２月１６日、最後の統合本部合同会見での私の質問のひとつ、<br />
——結局、事故直後の住民の内部被曝の評価はどうするのですか？<br />
に対しての園田政務官のお答え、<br />
「これから検討していきますが、被災者生活支援チーム医療班が動き出した、とも聞いています」</p>
<p>なぬー！！　ということで、すぐに福島班長にお聞きしました。脱ってみる？　愛読者のみなさまはご存知、小児甲状腺サーベイや県民健康管理検討委員会でもおなじみ、あの福島班長だぜ！！</p>
<p>——福島班長が事故直後の内部被曝調査をされるの？　園田政務官が最後の統合会見でそうおっしゃって、驚いたんだけど、いつそれが決まったの？<br />
福島班長「その日」</p>
<p>という、いつも私と仲良くしてくださる福島班長への電話取材も近日公開！！</p>
<p><strong>○１月７日のイベント「白熱教室ならぬ白熱実験〜福島原発事故後のjustice（正義）を考えよう」の詳細もアップします！</strong><br />
膨大なアンケートも匿名で少しずつご紹介します！</p>
<p><strong>○FLASHの取材で浜岡原発に行ってきました（１月１６日発売号）</strong><br />
その模様、超豪華な浜岡原子力館のことも書きます！！</p>
<p>そうだ、１月９日に浜岡原発に取材に行き、その帰り道に作業員がお倒れになったことを知り、東京電力の会見に駆けつけるため、新幹線の中で衣装を着替えたんだった…</p>
<p><strong>○その他、東京電力の会見、安全委員会の傍聴、いわき市で伺った現状</strong><br />
などなど、書いていきますよ！！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　いや、こう先に告知することで、ノルマになって、書き忘れを防げますね、去年のことでも書き残した情報たくさんあるもの、もっとシビアに全部出していかなくては！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　とまぁ、昨年よりさらにターボがかかっている私たちですが、舞台からは心が離れてない？　と心配されたりもします。<br />
少しそういうときもありましたが、１２月に国立演芸場にてご一緒させて頂いた柳家喬太郎師匠により、「わーーー！！　もっと面白いことしたいー！！」という気持ちを取り戻させて頂きました。<br />
というわけで、最近は「月に２回は喬太郎」という目標までできました。やっぱり、笑うって凄いよ！</p>
<p>私たちが取材を受けるとき、<br />
「脱原発芸人なの？」<br />
「これからどうしたいの？」<br />
「活動家なの？」<br />
「脱原発はアピールしないの？」<br />
「人生が激変した？」<br />
などなどよく聞かれます。</p>
<p>全部、とんちんかんだね☆<br />
私たちは、どちらかといえば、原発はNOだけれど、脱原発をアピールするのではなく、「それぞれが知って考えて動こうぜ！」ということのみを伝えていきたいのです。<br />
活動家なんて、とんでもないし、なんていうか、クラスの中にいじめがあったのに、それに全然気付いてなかったよ、ごめんね！！　という気持ちに原発事故後なっているだけなのです。知っちゃったからには、何とかしたいな、知らんぷりの共犯者にはなれないよ、という感じ。<br />
事故後の福島の実情を知れば知るほど、「別に正義は勝たないし、弱者は虐げられていく一方だのう…」と遠い目になります。が、それを知っていながら、「ま、いっか☆」と忘れるタイプではないので、しつこく動いているだけです。<br />
そして、人生は激変したでしょ？　とよく聞かれるけど、んーまぁ実は全くそう感じないんだよね。<br />
もともと芸人になったきっかけは阪神大震災のときの避難所の慰問を見て、というのだし、そして芸人になってからの喜味こいし先生の言葉「芸人は国のためではなくお客さまのために喋りや！」というのも叩き込まれているので、激変というより原点に戻るという感じです。<br />
ケンパルといっつも一緒、という生活自体なんにも変わっていないし。<br />
でも、以前は２人で遊ぶ時間も多かったけど、今は、全く遊んでいないね！　それだけは変わったこと。以前は怠けてたな、もっと社会のこといろんなこと勉強してりゃよかった、とひたすら反省しています。</p>
<p>「いつまでこういうことやるの？」も、よく聞かれるけど、さぁ？<br />
何か特別なことしてるわけではなく、やりたいことをやっている、というのはいつもどおりだし。新しくできた福島の仲良したちが、なんとかなったらいいな、それまでは全力だな、とは思っています。でも、福島だけでなく、薬害や公害や冤罪や拉致や押し紙や偏向報道やいろいろ、弱者が虐げられる「クラスの中のいじめ」があることを知ってしまったからな！<br />
全部何とかしたいけど、私が生きてるうちには時間足りないね、でも時間が足りないからこそ、躊躇したり遠慮したりすることが全く無くなったね！</p>
<p>あ、いつのまにか、脱・躊躇、脱・遠慮してたな☆　というわけで、今年も「脱ってみる？」ウィークリー＆デイリーをよろしくお願いいたします！！</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/9189/1-392" rel="attachment wp-att-9190"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1425.jpg" alt="" title="1" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-9190" /></a></p>
<p>【今週の針金】<br />
　東京電力の定例会見ではおなじみ広報の栗田氏（通称デニーロ）。<br />
フリーの記者さまがたから「記者会見の通知を大手メディア以外にも知らせてほしい」という要望に「ご意見として承りますが、現状のものをさしていただきたいと思っております」トホホ！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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	</item>
		<item>
		<title>２０１１年を振り返る件。 （超ローテンション注意！）</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/8828</link>
		<comments>http://the-news.jp/archives/8828#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 04 Jan 2012 20:49:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
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		<category><![CDATA[原発 関連]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 今回はマガジン９のテーマが「この１年間を振り返って」ということで、何か書こうと思っていましたが、全然、手が動きませんでした。 単にグチになっちゃうからです。 ちょっとこの萎え萎え感が取れるまで、書くのや [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>今回はマガジン９のテーマが「この１年間を振り返って」ということで、何か書こうと思っていましたが、全然、手が動きませんでした。<br />
単にグチになっちゃうからです。<br />
ちょっとこの萎え萎え感が取れるまで、書くのやめようかしら、とも思いましたが、時間はそうはいきません。<br />
イヤイヤ書きます。</p>
<p>この１年間は敗北感と空しさでいっぱいです。</p>
<p>何のために動いていたのでしょう？<br />
何のために「脱ってみる？」を書き続けていたのでしょう？</p>
<p>脱原発の方々の中にも<br />
「福島は今まで原発のお金で甘い汁を吸ってきたから自業自得」<br />
「福島県人が周りを動かせないのに、都会人を動かそうなんて甘い」<br />
「おしどりは福島のことだけ考えていたらいい」<br />
「弱者の声を聞くのは個人の自由」<br />
「東京に電気を送ってくれなど、福島に頼んだ覚えは無い」<br />
などなどおっしゃる方々もいらっしゃいます。<br />
直接にいわれます。</p>
<p>まぁ、脱原発をおっしゃるのは自由だけれど、それじゃあ原発は無くならないなぁ…。地方に原発を押し付けたマインドと変わらないもの。<br />
そして、そういう方々でも「おしどりはムカつくけど、出す情報は欲しいのでマガ９は読む」と言われると、もうお願いだから読まないで欲しいよ！　とも思います。<br />
そういう方々のために睡眠時間も削って、生活費も削って、仕事も無くして動いてんじゃないものなー。<br />
だから、みなさんメールマガジンとかにするのかしらね、有料ならまだ納得するもの。別に私は聖人君子ではないですから、心狭いよ！</p>
<p>おしどりは芸人になった頃、喜味こいし先生から「芸人は国のために漫才をするな、お客さまのために喋れ」と、よく言われていました。　第二次世界大戦の頃を踏まえてです。<br />
だから、国のためでなく、お客さまのために喋らなくちゃ、でも喋るだけじゃ間に合わないな、もっと知って考えて動かなきゃ、と思ったわけです。</p>
<p>そしてこいし先生は<br />
「お客さまを育てろ」<br />
「お客さまに媚びるな」<br />
「お客さまと通りすがりを間違うな」<br />
とも、おっしゃっておられました。</p>
<p>「芸人だからと誰かれ構わず媚びるものではない、きちんと芸を磨いて、芸を売りなさい、通りすがりの人間に『ギャグやってくれ』『なんか面白い話してくれ』などと言われてもほっておきなさい、それは八百屋に野菜をタダでくれ、というのと同じだから」</p>
<p>そういう意味で、誰かれ構わず良い顔をするつもりは無いので、できるだけ情報を出そうと思っていましたが、正直、読んでほしく無い方がいらっしゃることにかなり萎えています。</p>
<p>国立演芸場の方に若手の登竜門の会に出して頂き、「おしどりは良い芸を持っているんだから、原発のことも大切だけれど、舞台もしっかり頑張りなさい」とおっしゃって頂いたとき、泣きそうになりました。</p>
<p>舞台だけの生活にどれだけ戻りたいか。記事より台本をどれだけ書きたいか。<br />
でも、バランスの良い食事や運動が健康な体に必要なように、社会のことを知って考えることは、自分の人生のために必要なことと知ってしまったので、明日は新宿ルミネの舞台の前にやっぱり安全委員会の傍聴に行くでしょう。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>飯舘の仲良しと電話していたときにも、俺も仕事を無くす覚悟までしてさ、なんにも報われないのに、なんでこんなこと続けてんだろうね、以前の生活に戻りたいよ、という話になって。電話を切ったあと、なぜか号泣しました。うーん、ま、バイオリズムの関係？</p>
<p>しかし、彼も私も、来年（※今年）も闘い続けるでしょう。</p>
<p>今、彼が考えていることに「ハーバード白熱教室」のような正義を考える会があります。大学で、大学生や若者を相手に、サンデル教授役を彼がやり、福島のJUSTICE（正義）を考えていく議論です。<br />
そして私も平行して白熱教室をやります。私は大学生相手ではなく、ママさんたちや若者やサラリーマンやいろいろな方々。学者の先生がたも引っ張り出します。原子力工学だけでなく、歴史学や哲学や社会学の学者さまがたが考えるJUSTICE（正義）をお聞きして、みなさんと考えていきたいのです。</p>
<p>今、一番私が必要だと思うのは対話。原発推進派と反対派の議論を見たいよねぇ。被ばくについて安全派と危険派の議論もぜひぜひ見たい。汚染ガレキ受け入れ反対の方々と、福島の方々の対話も必要だし、全国のママたちのJUSTICE（正義）も知りたい。<br />
現在の状況は、同じ考え方の方々で小さく集まって、話し合ってるという状況で、その集まりの中でも違う考えは言えなかったり。だからいいようにしてやられちゃうんだよね！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>というわけで、来年（※今年）はもっと動くでしょう。</p>
<p>福島にも住む勢いでバリバリ行くし、環境省や文科省、厚労省などの会見や、安全委員会や保安院も要チェック。勉強もしまくって、原子力関連の資格も取りたいものですね！</p>
<p>そして「脱ってみる？」もリニューアル、この週一のウェブ・マガジンは「脱ってみる？　ウィークリー」となり、マガ９ブログのほうに、新たに「脱ってみる？　デイリー」というブログを立ち上げて頂くことにしました。そこにバンバン情報を書いていきますよ！！　泣きながらより動くほうを選択するのが私のやり方。<br />
そして、おしどりの総合サイトもきちんと作り、もっと情報が引き出しやすいようにします。舞台の情報とかもね☆</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>来年（※今年）は泣く回数がもっと減りますように。泣かずに動けますように。脱・涙！！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>何のために動いてるんだろ？　そう感じたときはすぐに飯舘の仲良しに電話します。そうそう、私はこの仲良しが大好きなんだった、周りにゴチャゴチャ言われても、そんなのどうでもいいんだった！<br />
すぐに私が弱っているのを察し、慰めに入る彼。<br />
「うーん、ま、敗北感と空しさっていえば、それはそうなんだけれどさ、俺たちが動かしたことも多いよ？　小児甲状腺サーベイの結果の説明会や、安定ヨウ素剤の投与指示について引き出したのも俺たちだと思ってるよ？　プルトニウムの地図も文科省に出させるきっかけも作ったしね？　放射性プルームの中にいた、っていうことを認めさせたのもそうだし、最初は降ってきた、とか言われてたんだからさ！　敗北感っていうけど、動かせたことも他にもいろいろとあるよ？　大声で騒がないと、切捨てられるっていうのはよくわかったし」</p>
<p>あまりにも慰められて、少しひきました、そんなに私弱ってた？　来年からの闘いの打ち合わせをしつつ、スタンスについて、名言が出ました。<br />
「マコさん、勝つのは本当に難しいよ、勝とうとするのではなく、引き分けに持ち込もう」<br />
うん、それでいこう！　そして、できるだけ自分のダークサイドも話し合っていこう、とも私は言いました。原子力はきっと、キレイごとではなく、それぞれの心の闇に付け込むものだから、イヤな思いも隠さず正直に口に出さないと、そこの弱さをつかれちゃう。なので、白熱教室は、JUSTICE（正義）を考えていくには、まず、自分自身のキレイごとでないダークサイドを出さなくてはね、そして、周りの方のも引き出さないとね、と考えました。</p>
<p>けど、まぁ、電話しながら、「うん、もう慰めはいいよ、元気になってるから」と５回は言ったね！　恥ずかしいわ！　脱・慰め！<br />
来年（※今年）はもっともっといろんなものを脱ることができますように、辰年ならぬ、脱年になりますように！<br />
（むー、ケンパルの針金見て、お互いダジャレか！　と赤面）</p>
<p><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1393.jpg" alt="" title="1" width="420" height="383" class="aligncenter size-full wp-image-8845" />【今週の針金】<br />
新しい年がやって来ますねん！<br />
２０１２年は原発を辰（断つ）年ですねん！！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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		<item>
		<title>衝撃の安定ヨウ素剤の服用基準について＠被ばく医療分科会の件。</title>
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		<pubDate>Fri, 16 Dec 2011 23:11:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ &#160; １２月７日は安全委員会の原子力施設等防災専門部会の１つ、第２８回被ばく医療分科会の傍聴に走って行ってきましたよ！　そのあと、浅草の東洋館のお出番を頂いてたので、後半は傍聴できなかったんだけ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>１２月７日は安全委員会の原子力施設等防災専門部会の１つ、第２８回被ばく医療分科会の傍聴に走って行ってきましたよ！　そのあと、浅草の東洋館のお出番を頂いてたので、後半は傍聴できなかったんだけど、ものすごい、興味深い議論でした。最後まで傍聴したかったなぁ！</p>
<p>この会は、安全委員会・加藤審議官、被災者生活支援チームの医療班・福島班長、そして安全委員会・橋本安全調査副管理官（あだ名「専門家」のあの方ですよ！）という、お三方が揃い踏みでメインなのでした。ということは、他の被曝について話し合う会議（福島県の検討委員会や、細野大臣の低線量被ばくＷＧ、文科省の放射線審議会などなど）より、ずっと実のある話し合いに違いないよ、とそこはかとなく期待しながら。そして分科会にご出席している委員の先生方のラインナップを拝見して、また期待。他の会議では同じ先生方があちこちの会議にご出席されており、…つまり、どこも同じような議論で同じ結果に落ち着いちゃう、ということ。被曝について、案外、大丈夫ですよね的な結果に落ち着いちゃうことが多いのです。</p>
<p>前置き長し！　さて、この分科会は私にとって知らないことが多く、衝撃的なものでした。</p>
<p>まず安定ヨウ素剤についての課題がたくさん挙げられていました。備蓄について。配布について。それぞれかなりの課題がありましたが、服用についての課題に注目しました。</p>
<p>現状は</p>
<blockquote>
<p align="center">国（原子力災害対策本部長等）判断<br />
↓↓↓<br />
国現地対策本部長指示<br />
↓↓↓<br />
県現地本部指示<br />
↓↓↓<br />
関係自治体<br />
↓↓↓<br />
住民<br />
副作用に備えた医療関係者の派遣</p>
</blockquote>
<p>と、なっています。</p>
<p>そして今回の事故対応の反省点として「事故事象の早い進展に対して、服用指示、実施が遅れた。服用状況が把握されていない」というものが挙げられています。<br />
そこを踏まえた安定ヨウ素剤の服用に関する課題として</p>
<blockquote><p><strong>服用指示責任</strong></p>
<ul>
<li>事故時の実効的な服用指示はどうあるべきか？</li>
<li>服用のための判断基準（ＥＡＬ〈緊急時活動レベル〉、ＯＩＬ〈実用上の介入レベル〉）をあらかじめ決めておき、それに基づく意思決定フローを定めておくべきではないか？</li>
<li>指示責任は誰が負うべきか？</li>
<li>医師や医療関係者の関与はどうあるべきか？</li>
<li>「各戸事前配備」への服用指示の伝え方は？</li>
<li>医薬品としての位置付けを整備すべき課題はないか？</li>
</ul>
<p><strong>服用時の対応</strong></p>
<ul>
<li>医療関係者の立ち会いが困難な場合に、それがなくても服用できるような体制、制度を整備しておくべきではないか？</li>
<li>服用指示と服用指導はどのように行うか？</li>
<li>副作用のリスクをどのように伝えるか？</li>
<li>あらかじめヨウ素剤禁忌の有無を確認できないか？</li>
<li>安定ヨウ素剤禁忌の場合の代替薬は必要ないか？</li>
</ul>
<p><strong>副作用発症時の対応</strong></p>
<ul>
<li>副作用が発症した場合、医療関係者を派遣できる体制が必要ではないか？</li>
<li>フランスのように副作用発症時の国による補償制度を整備すべきではないか？</li>
</ul>
<p><strong>実効的な服用方法</strong></p>
<ul>
<li>調剤のしやすい剤形を用意できないか？</li>
<li>水溶性錠剤を用意する等で小児・乳幼児の服用方法を簡易にできないか？</li>
<li>副作用が発生した場合にはどのような対応をとるのか？</li>
<li>複数日にわたる服用が必要な場合の処方は？</li>
</ul>
</blockquote>
<p>などなどが挙がっています。この量くらいの課題が、備蓄について、配布についてもそれぞれ挙げられているの。いやーこれ絶対２時間の議論では終わらないでしょうよ！　けど、他の会議と比べて、意気込みは買うよ！</p>
<p>そして、次の安定ヨウ素剤に関する課題「投与指標について」で、目が点になるのです。</p>
<p><strong>現状：　小児甲状腺等価線量で100mSv<br />
課題：　IAEAのGSG-2（安全基準ガイドライン）やBSS（国際基本安全基準）で示された、「小児甲状腺等価線量で最初の７日間で50mSv」の参考レベルを適用すべきではないか？</strong></p>
<p>え！？　そこからしくじってたのね！？</p>
<p>今回の福島原発事故での安定ヨウ素剤の投与指標は１歳児の甲状腺等価線量で１００ｍＳｖ、というものでした。それに基づき、文科省のＳＰＥＥＤＩなどの試算結果も「１歳児、甲状腺等価線量、１００ｍＳｖ」というものが基準となっていました。うぅ、そこからか…。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　これについて、１２月７日被ばく医療分科会での、鈴木元先生（国際医療福祉大学教授）のご発言。</p>
<p>※分科会内の発言は原子力安全委員会ホームページ記載の速記録を元にしています。<a href="http://www.nsc.go.jp/senmon/soki/hibakubun/hibakubun_so28.pdf" target="_blank">こちらから読めます。</a></p>
<p><strong>鈴木先生</strong>「 前回、安定ヨウ素剤の服用基準を決めたときの委員でありましたので、最初に発言させていただきます。<br />
もともと１００ｍＳｖに決めていった背景ですが、ＩＡＥＡがGeneric Intervention Level（一般的介入レベル）ということで、回避線量を１００ｍＳｖというものを当時国際社会で出しておりました。<br />
一方、同じころ、例えばアメリカはチェルノブイリ事故のときのヤコブ先生の『nature』の報告とか、症例対象研究での線量の分布等の検討から、当時から介入開始線量を５０ｍＳｖというふうに決めておりました。<br />
またＷＨＯが――これは完全にリスクベネフィットの計算から、小児に関しては小児甲状腺１０ｍＳｖでいいというようなガイドラインを出していました。前回、安定ヨウ素剤の検討をしたとき、そういう三つのことが大きな科学的な背景としてあったということでした。</p>
<p>（えええ！？　ＷＨＯでは１０ｍＳｖなの？）</p>
<p>その中で日本の場合は予測に基づいて動き出すので、実際は回避線量ではなくて予測で始める、１００ｍＳｖが予測された段階で動き出すので、現実的な対応としてはかなり低い線量で実際は動くことになるだろうという形で決めたと私は記憶しております。<br />
今回、５０ｍＳｖに下がってきたというのは、先ほど言ったＩＡＥＡのGeneric Intervention LevelとＷＨＯの１０ｍＳｖというものの矛盾を国際社会が解消してきたということが一つありますし、何で５０になったかというのは、先ほどアメリカの例で申しましたけれども、今の疫学データで５０ｍＳｖがある意味で科学的な一定の根拠を持っているというところにベースを持っているかと思います。そういう意味で私は、今回、最初の７日で５０ｍＳｖという参考レベルをとるというのは賛成であります」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　つまり、世界では５０ｍＳｖが安定ヨウ素剤の投与指標になっているところが多い、と。そしてＷＨＯは小児に関しては１０ｍＳｖ。日本は回避線量ではなく、１００ｍＳｖに予測ということで動くことになるだろう、という判断をしていたのですね。<br />
しかし、実際は予測のＳＰＥＥＤＩは公開されず、生かされなかったわけです。</p>
<p>資料に<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/doc.html" target="_blank">「各国の安定ヨウ素剤服用状況」</a>というものがありました。<br />
<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/doc.html" target="_blank"><img src="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/pic1.jpg" width="314" height="140" class="aligncenter" /></a></p>
<p align="center">（クリックで拡大します）</p>
<p>　なるほど、５０ｍＳｖとなっている国が多いうえ、子供と大人の介入レベルを変えている国は多いですね。そして、配布時期も事前に「実施する」国ばかり。事前に「実施しない」とはっきりしているのは日本だけですよ！<br />
つまり、事故が起こったときに、安定ヨウ素剤が必要な地域には予め配布してある国がほとんど、ということなのです。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　ＷＨＯの安定ヨウ素剤の投与基準に関する資料についても後ほど調べてみました。<a href="http://www.who.int/ionizing_radiation/pub_meet/Iodine_Prophylaxis_guide.pdf" target="_blank">恐らくこの資料。</a></p>
<p>この中の表に</p>
<p><a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/doc2.html" target="_blank"><img src="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/pic2.jpg" width="142" height="239" class="aligncenter" /></a></p>
<p align="center">（クリックで拡大します）</p>
<p>　Neonates, infants, children, adolescents to　18 years and pregnant　and lactating women（新生児、乳児、子供、18歳までの青年、妊娠と授乳中の女性）は甲状腺の回避線量が１０ｍＧｙという表記があります。<br />
しかもこのグループにだけ、Inhalation（吸入）だけでなく and ingestion（経口も）という記述を付け加えてあります。<br />
とにかく最も甲状腺被曝について注意しないといけないグループということですね…</p>
<p>（ちなみに、グレイとシーベルトについて。</p>
<p><strong>グレイ：　放射線が「もの」に当たった時にどのくらいのエネルギーを与えたのかを表す単位。<br />
シーベルト：　放射線が「人間」にどのような影響を与えるのかを評価するための単位。</strong></p>
<p><strong>シーベルトの値＝グレイの値×放射線荷重係数（放射線の種類による影響の違い）</strong></p>
<p>となり、β線・γ線などは１、中性子線で５〜２０、α線は２０となっています。ヨウ素はβ線を放出するので荷重係数は１、つまりグレイ＝シーベルトと考えていいのです）</p>
<p>わーＷＨＯの安定ヨウ素剤の服用指標は、小児などはやはり１０ｍＳｖなのか…</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　そして、５０ｍＳｖが預託なのか７日間なのか、７日間としたらどの７日間か（事故発生後か、最も放射性ヨウ素の量の多い７日間か）、などなどご議論が続きます。</p>
<p>安定ヨウ素剤の副作用についても話が及びました。また鈴木先生のご発言を抜粋します。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p><strong>鈴木先生</strong>「副作用の件で、ポーランドの事例が報告されています。小児１０５０万人、それから大人７００万人にヨウ素剤が投与されております。子どもに関しては薬液を作ってスポイトでピュッピュッと飲ませるというような非常に苦いものになりますが、副作用として重篤なものが起きたのは大人の７００万人中２、３名というような書き方になっていたかと思います。もともとヨウ素アレルギーがあって喘息がある人が呼吸困難になって救急搬送されたというのが重篤な副作用の全てであったように思います。<br />
その他、一時的な紅斑が、これは１０％ぐらい出ているという形になっているのですが、皮膚科の医者が診ていないのでどういう性状のものか分からない。すぐ消退したというような書き方になっているかと思います。その他は苦かったせいか少し胃がおかしくなるとかそういうふうな副作用だけで、あまり重篤なものはなかった。<br />
ＷＨＯはそういうものを踏まえて、小児に関しては副作用は考えられないので、１０ｍＳｖで投与してもリスクベネフィットはバランスがとれるということを言っておりました」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　鈴木先生は「小児に関しては安定ヨウ素剤の副作用は聞いたことがない、なので、副作用を恐れて事前に飲ませないのはおかしい」といったことを度々おっしゃっておられました。<br />
そして副作用についても、</p>
<p><strong>鈴木先生</strong>「重篤なものは喘息のような口腔内の粘膜腫脹に伴う喘息発作、アナフィラキシー、これにほとんど限られてくると思います。それは現場に医療者がいるかどうかというよりは、後方搬送の手段をとるか、あるはエピペンのようなある程度非医療者でも使えるようなボスミン皮下注（射）、鎮痛薬か、そういうものを同時に配備するかとか、何かそういうふうなもっと具体的な考え方をとっていく必要があるのかと思います」</p>
<p>とのこと。<br />
つまり副作用を恐れて投与しないのは本末転倒で、服用指標は５０ｍＳｖに下げて、アレルギー対応をきちんとすればアグレッシブな投与もありでは？　というように受け取れました。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　その他、実際に事故直後の福島で活動されていた細井義夫委員（広島大原爆放射線医科学研究所）のお話も注目すべきものでした。</p>
<p>（ちなみにお話に出てくるＯＩＬとはOperational Intervention Levels、実用上の介入レベルと訳され、防護対策を実施するための測定可能な指標で表された判断基準のことです）</p>
<p><strong>細井委員</strong>「今回のことで議論すべき最も重要なことは、投与指示がうまく出せなかった、あるいは出せなかった可能性が高いということですので、服用の指示をどのように出していくかというところが最も重要なのではないかと思います。私は現場におりました。</p>
<p>（む、現場の方の、服用指示が出せてない、という意見はぜひ伺わなくては）</p>
<p>それで、原子力安全委員会からの、以前の衣笠（善博）先生が多分２０１０年でしたか、提案をしていらっしゃいますが、１つは体表面汚染の基準でということもあると思います。あと外国、他国では空間線量率でＯＩＬを決めて、それで投与するというところもあると思います。<br />
私が実際にやった経験からすると体表面汚染はかなり部位によって違う。頭とか手のところは非常に高かったということがございますので、なかなか使いにくいのではないか。個人的には空間線量率でやるのがいいのかなと。</p>
<p>（実質的なご感想ですね！）</p>
<p>もし本当に飲ませる指示を出さなければいけないということ（であれば）、しかも自治体単位でそれを出さなければいけないということになるのではないかと思います。ヨウ素剤を投与すると（すれば）、プルームが来てから６時間以内ぐらいには少なくとも投与しなければいけない。</p>
<p>（６時間！　そんなに早く！）</p>
<p>実際、患者様が服用しなければならないということですので、その時間を考えると極めて短時間に判断して、投与指示を出して、実際それが実行されなければいけないというのは非常に難しいことなのですが、それに近づくためには（基準の数値などが）非常に簡単なものでないとなかなか難しいと思います。</p>
<p>（ややこしい測定、数値で、肝心の投与が遅れたらしょうがないですもんね）</p>
<p>個人的には、たたき台として提案しますが、空間線量率で出す。他国にも確かそういう例があるということですので、それがいいのではないかと思います。<br />
もう１点、（原子力災害対策本部の）松岡（建志）様が先ほどおっしゃっていましたけれども、線量のことですが、私自身は１３日から１７日まで福島と一部南相馬、それから一部原子力発電所の近くまで行って、その時ヨウ素剤を１錠服用したのですが、それで計算すると私の甲状腺の被ばく線量は約２０ｍＳｖでした。これはゲルマニウムの検出器で、広島大学にある精密型で測定しております。一番多い摂取はテルル１３２、次いでＩ－１３２が測定されて、Ｉ－１３１がその次。ただ、線量で見るとＩ－１３１が最も多くて、ということでした。<br />
それからすると、その当時の空気がどれぐらいだったのかが分かって、それから計算すると１歳児だったら線量はどれぐらいか計算できると。（もし１歳児が）私と同じ行動をとったとすると１００ｍＳｖでした。</p>
<p>（ここで、会議室がシンとなりました。私もメモの手が止まり、細井委員のお顔を見ました。）</p>
<p>ただ、私は原子力発電所の比較的近くまでトリアージに行ったりしていますし、ヨウ素剤を１錠服用しているので何とも言えないですけれども、参考程度ということでございます。以上です」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　この分科会は意見を出し合い、提言にまとめる、といったものなのです。その後の鈴木先生の意見もピックアップします。</p>
<p><strong>鈴木先生</strong>「…（投与基準が）空間線量率だけでは難しいのは今回プルームが１回来た後、ずっとバックグラウンドが高くなってしまっているので２回目のものをうまく今度は検出できなくなるという別の問題が出てきます。</p>
<p>（あぁ、何回も何回もプルームがきた、ということですね…。ＮＮＳＡの生データでもそういう結果は読み取れましたよ…<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111207/index.php">「脱ってみる？」第３３回参照</a>）</p>
<p>ですから、私はＯＩＬを複数やはり準備しておく必要があって（と思う）。最初（プルームが）飛んできた時には確かに空間線量率である程度シミュレーションができるだろう。それ以降になるとやはり違うものにならざるを得ないのか。それが例えば鼻腔スミアであったり、</p>
<p>（鼻スミア試料については<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110928/index.php">「脱ってみる？」第２３回の後半参照</a>）</p>
<p>あるいは顔面の皮膚の汚染密度であったり、そういうものになるのかなと思っています。これはまた後で具体的な議論になるかと思います。」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　かなり活発に意見が出たところで藤元憲三技術参与がこんなことをおっしゃり、まとめに入りました。</p>
<p><strong>藤元技術参与</strong>「まず、ヨウ素剤の服用に関するＯＩＬにつきましては、防災指針検討ワーキンググループの方で今後議論いたします。ただし、それは大変難しい議論になるかと思います。<br />
それから、ヨウ素剤の服用は他の防護措置と併用して考えていただかなければいけない。避難をする時に被曝しない状態で避難できればヨウ素剤の服用は必要ありません。ですからプルームが飛んでくる前に逃げれば、避難場所でヨウ素剤を服用する必要がないかもしれない。あるいはヨウ素剤の服用よりも、もっと実効性を考えれば屋内待避の方がいいかもしれない。</p>
<p>（ん？　各国はもっと積極的に服用してますよ？　副作用も少ないしわりと難しくない対処で対応できる、と鈴木先生おっしゃってたし）</p>
<p>ですから、そういういろいろな防護措置と総合して、どういったヨウ素剤の服用を考えていかなければいけないかと考えます。<br />
ただ単にヨウ素剤の服用だけ、ですからヨウ素に対する甲状腺の被曝を低減するための手段としてヨウ素剤だけを考えるというのはちょっと片手落ちだと思います」</p>
<p>なんか感じ悪いな、なんだこのまとめ方！！と思った瞬間、細井委員の手が挙がる！</p>
<p><strong>細井委員</strong>「ＯＩＬはここでは決めないという事務局の方針ということでよろしいのでしょうか」</p>
<p><em>都筑秀明管理環境課長</em>「もし具体的な提案があれば提言いただければと思いますが、最終的には先ほど藤元が言ったようにＯＩＬについては防災指針検討ワーキンググループで全体一括して議論はいたします。<br />
そこに何らかのご提案があれば入れ込んでいくということになろうかと思います。だから議論してはいけないということではなくて、もしあればご提言いただければと思っております」</p>
<p><strong>細井委員</strong>「ＯＩＬはいろいろありますね。避難のＯＩＬとか。ヨウ素剤の投与に関するＯＩＬは、ここでは原則議論しないということですか」</p>
<p><strong>都筑管理環境課長</strong>「議論しないということではないと考えています。結論が難しいのではないかと思っています。ただし、具体的な提言があれば、それは反映させていきたいと思います。<br />
先ほど座長からも話がありましたように防災指針検討ワーキンググループに対してここでの検討結果を反映させていくことが目的でございますので、全然議論してはいけないということではないです」</p>
<p><strong>宮川清主査</strong>「ですので、ここで提言をまとめますので、今まで通り議論をまとめるという方向で。他によろしいでしょうか」</p>
<p><strong>細井委員</strong>「もう１点。<br />
（いいね、細井委員！　がっつり言って！）<br />
先ほど立崎（英夫）先生の方からご指摘があったと思いますが、今まで１回だけの投与、あとは避難を優先ということでございましたし、確か原子力安全委員会からも今回の指示としては投与よりも避難を優先という指示が出ていた時期もあったと思います。<br />
それも含めまして連続投与をどうするのかということもやはり投与の指示に関していうと重要なポイントだと思いますので、これもまとめる必要があると思います」</p>
<p><strong>宮川主査</strong>「その通りでございます。これにつきましては鈴木先生、もしご意見がありましたら」</p>
<p><strong>鈴木先生</strong>「先ほどＩＡＥＡの５０ｍＳｖ――最初の７日のところで連用する時の条件としてＩＡＥＡが３つ挙げています。それはきっちり討論していくべきだろうと思います。<br />
それから、安定ヨウ素剤の予防服用の考え方をまとめた時に、原則１回にするけれども連用も可能な形では書かれています。決して２回目は投与してはいけないというようなことは書かれていません。もし避難が可能であれば避難を優先させるというような形でしたので誤解のないようにお願いします」</p>
<p><strong>宮川主査</strong>「他にいかがでしょうか。今まで出ていない項目で議論のたたき台としてすべきこと、既に課題は抽出していただいておりますけれども、いかがでしょうか。<br />
それでは、ご検討ありがとうございました。いくつかの問題点が挙がりました。それも含めまして事務局の方で整理をお願いしたいと思います」</p>
<p>そうして第２８回被ばく医療分科会の安定ヨウ素剤に関する議論はここでいったん終わりました。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　そうしてスクリーニングレベルに関する議論が始まりました。ここでも細井委員の実際に現場に行ってのご発言は、机上の空論ではなく、混乱の最中に対する的確な指摘そのもの。</p>
<p>スクリーニングレベルは内部被曝のスクリーニングか、外部被曝か、除染レベルか、測定器ごとの違いはどうか、安定ヨウ素剤の服用基準か、などなどの意見が出るなか、</p>
<p><strong>細井委員</strong>「現場で半ば指揮していたという者からすると避難所で受け入れてくれる、あるいは転院先で受け入れるためのお墨付きを与えるというのが緊急時では主要な目的でした。それがなかったら一切受け入れてもらえませんでした。住民が避難してバスで行っても、降りることは罷りならんと言われたことがあるぐらい、これは当時としては極めて重要な問題でした。ちょっと考えにくいことかもしれないですが、これは避難を円滑にして、避難先に受け入れてもらう。あるいは病院の転院先に受けてもらう。それが現実でございました。以上です」</p>
<p>そして、それに付け加えて、</p>
<p><strong>細井委員</strong>「現場でやっておりますと、服にいっぱい付いているとか、足にいっぱい付いているという事例がいっぱいありました。では靴はどうするのか、これは脱がせて、それは除くのか、あるいは服は体表面汚染にはもちろん入れないということでいいと思いますが、それも含めてもうちょっと具体的なマニュアルがあったのですかね。どこかにあるのですか。分からないですが、指針で、どうするかというのはあったほうが良かったのかなというのをちょっと反省しております。以上です」</p>
<p>それからスクリーニングの目的、除染の目的についての話のとき。</p>
<p><strong>細井委員</strong>「先ほどの除染、それから除染というか汚染されていないことを確認するために現地でどうなっていたかというと、避難先の方でちゃんとした書類がほしい、だから除染した証明書がほしいとか、汚染していないという証明書がほしいということを言われました。<br />
我々としては曖昧な証明書を作って実際には発行しておりました。曖昧というのは県の名前でも書けない。では、誰の名前で書くのだということになって、それはたしか何となく書いてなくて、ただ１００，０００ｃｐｍ以下ですということの証明書みたいなもの、汚染検査証明書みたいなものを発行していました。<br />
そういう状態でもあったということも考えて、除染のレベルとしてのスクリーニングをどうするのか。その時には服はどうするのか。その辺も含めて、もう少し細かいやり方を決めた方がより現実的だと思います。以上です」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　こういう審議会、分科会で、実際に現場に立たれた方からの指摘が出ることは普段無く、他の会で傍聴していても「会議室の中の議論なんて、机上の空論でしょうよー」と思うことが多かったので、細井委員のご発言は本当に貴重なものだと思いました。そして、その先生を議論のメンバーに入れている、安全委員会のセレクトも素敵☆</p>
<p>そして、分科会の一番最後に、またもや細井委員の手が。</p>
<p><strong>細井委員</strong>「ちょっと戻ってしまって、ヨウ素に関係して、よろしいでしょうか。ヨウ素に関してですが、配布資料で配っていただきました諸外国のヨウ素（服用）の基準というのが、ページ数はすぐ言えないのですがございます。</p>
<p>（先ほど、私が貼り付けといた資料ですよ）</p>
<p>それを見ますと、諸外国ではヨウ素の服用状況を見てみますと４０歳未満に限っているということはないようでございます。<br />
疫学専門の方、久住（静代）先生も専門の方でいらっしゃると思いますが、チェルノブイリはまだ事故発生後２５年ということですので、甲状腺の４０歳、５０歳、６０歳の人に与える影響というのはまだ分かっていないところだと思います。<br />
そうしますと、一番は広島、長崎での事例でどうだったかということになると思います。それに関しまして最近、多少新しい疫学調査の結果の見直しもされています。一部では放射線によって４０歳以上の方の被曝でも（甲状腺がんの発症率が）上がっているのではないかというような報告がなされていると思います。あるいはオートプシー（死亡時画像病理診断）した時、腫瘍を調べてみるとやはり上がっているということのデータも出ていると思います。<br />
基本的には４０歳以上に投与するかどうかは副作用と、リスクとベネフィットの関係だとは思いますが、新しい情報も出てきましたのでもう１回検討してみることが必要ではないかと思います。これは提案でございます。以上でございます」</p>
<p>わー！！　大人は安定ヨウ素剤いらないよ、という話でも無かったとのこと。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　安全委員会は助言機関なので、これからの防災指針への盛り込み、という形でしか議論を反映できません。今回の事故の失敗の反省はどこがするのかしら？</p>
<p>過去の「脱ってみる？」にもたびたび、事故直後の内部被曝の評価、小児甲状腺サーベイの結果、ＮＮＳＡの生データによるいわき・北茨城へのヨウ素濃度の高いプルームについて書いています。</p>
<p>ここまでで調べた結果の簡単なまとめ。</p>
<p><strong>（１）３月末に、いわき市、川俣町、飯舘村で行なわれた小児甲状腺のサーベイは、バックグラウンドがかなり高く、あまり正確な検査ではない。</strong><br />
（「脱ってみる？」<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110625/">第８回</a>、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110706/">１０回</a>、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110803/">１４回</a>、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110811/">１６回</a>などなど）</p>
<p><strong>（２）いわき、北茨城の方向へ、ヨウ素濃度の高いプルームが流れたため、小児甲状腺サーベイの順番をいわき市、川俣町、飯舘村の順番で行なった。いわき市の４歳児が等価線量の最高値３５ｍＳｖであった。</strong><br />
（「脱ってみる？」<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110811/">第１６回</a>、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111207/index.php">３３回</a>）</p>
<p><strong>（３）事故直後の内部被曝の評価（ヨウ素含め）は現在、どこも行なっていない。</strong><br />
（「脱ってみる？」<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110615/">第４回</a>〜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111208/index.php">３４回</a>、しょっちゅう）</p>
<p><strong>（４）安定ヨウ素剤の服用基準は予測で動くため「１歳児の小児甲状腺等価線量１００ｍＳｖ」という高いものだった（実際の線量は予測値以下の線量で投与指示が出るはずだった）。しかしＳＰＥＥＤＩが活用されず、予測がきちんとできなかったため、投与指示が出せなかった。</strong><br />
（諸外国の基準は５０ｍＳｖ、ＷＨＯは小児は１０ｍＳｖ！！）</p>
<p>調べれば調べるほど、ショックなことが分かってきましたが、この内容を飯舘の仲良しに電話で話すと、予想外な答えが返ってきましたよ。</p>
<p>――いつも悪い報告ばかりでごめんよ！　今日、被ばく医療分科会に行ったらさ……（以下、怒濤のように話す）</p>
<p><strong>飯舘の仲良し</strong>「マコさんは悪い知らせと言ったけど、俺は案外そう受け取らなかったね。今の段階で、こういう議論が国で行なわれているのに驚いたよ。ヒドイやつばっかり見てきたからね。やっぱりまだあきらめず、どこでどういう議論が行なわれているか、きちんと見なくちゃなぁ」</p>
<p>そう言う彼でしたが、安定ヨウ素剤の小児への投与基準が甲状腺等価線量が日本は１００ｍＳｖ、諸外国は５０ｍＳｖ、そしてＷＨＯが「１０ｍＳｖ」というのを伝えると、</p>
<p><strong>飯舘の仲良</strong><em>し</em>「……わ、言葉を無くした！」</p>
<p>とはっきり大声で言いましたよ！　言葉無くしてないやんはっきり言うてるやん、とつっ込みながらも、これからのことを話し合う私たち、やはり、事故直後の対応が不適切だった、との議論が出た国の会議が1つでもあったことは、今回、本当に珍しく思います。</p>
<p><strong>飯舘の仲良し</strong>「うん、まだあきらめちゃいけないね、マコさんはとりあえず、細野委員や橋本安全調査副管理官と仲良くなっておいてよ！」</p>
<p>というハニートラップの指示を受けつつ、電話を切りました。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　原発事故が実際に起こった際の防災指針が不十分であったこと、そして原発事故に対する法律が甘々であること（この関連の記事はまた書きます）などなど、原発安全神話というものは恐ろしいですね、事故が起こる、なんてそもそも想像させなかったんだろうな。</p>
<p>しかし、実際に起こってしまったのですから、すっかり改めてください。<br />
事故前と、事故後と、学者さまがた総入れ替えするくらいでちょうどいいよ、ほんと。とりあえず、福島県の県民健康管理調査検討委員会と、細野大臣の低線量被ばくに関するワーキンググループは先生がたを再考したほうが本当にいいと思います。もともと原子力推進の先生がたばかりで、原発安全神話にのっとって活躍されていた先生がたばかりで、話し合うべき問題ではないと思います。もし話し合うにしても、反省してからにしなよ？　事故直後の内部被曝を評価してからにしなよ？</p>
<p>反省と、事故直後の内部被曝について、分かっていて目をそらしている先生がたの議論など、何の役に立つのでしょう！？<br />
<img src="http://www.magazine9.jp/oshidori/111216/ph.jpg" alt="" width="420" height="346" class="aligncenter" /></p>
<p>【今週の針金】<br />
放射性ヨウ素は甲状腺に集まりますねん、前もって安定ヨウ素剤で甲状腺をいっぱいにしておけば、放射性ヨウ素は甲状腺に取り込まず排出されますねん！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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		<title>過去の内部被曝の評価に関する追及、その後の件。</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/8474</link>
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		<pubDate>Fri, 09 Dec 2011 22:58:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
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		<category><![CDATA[原発 関連]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 事故直後の内部被曝をどう評価するか、統合会見での最近のやりとりをまとめました。また、長いけどね、ヒドイということを目に焼き付けてくださいませよ！ ＊＊＊ 　１１月２１日の統合対策室合同会見にて。 ――前 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>事故直後の内部被曝をどう評価するか、統合会見での最近のやりとりをまとめました。また、長いけどね、ヒドイということを目に焼き付けてくださいませよ！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　１１月２１日の統合対策室合同会見にて。</p>
<p>――前々回の質問の回収ですが、前々回に出ました資料によりますと（このあたりの質疑と資料は<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111116/index.php">第２９回「脱ってみる？」</a>に書いてますわよ！）、群馬、栃木、茨城、千葉などには福島原発由来のプルームで福島県以上に汚染されてる地域もありましたが、その辺りの過去の内部被曝、吸入被曝、そして外部線量被曝などはどこの部署が管理をしてどこが評価をするのでしょうか。<br />
福島県でホールボディーカウンターの予算が経産省から17億出て５台購入する件ですが、これは据え付け型ではなく、簡易型の検診車を５台購入、となっておりました。ですので現在の食べ物による経口被曝の慢性被曝を考慮することはできますが、過去の一発被曝は全く考慮できません。<br />
ヨウ素もセシウムも実効半減期は何度も過ぎておりますので、過去の内部被曝はどこが考慮して、どうするおつもりなんでしょうか。放医研では「外部被曝しか評価しないソフトを作った」と確認しました。福島県庁では「過去の内部被曝は我々としては手も足も出ない」という回答を得ました。県民健康管理検討委員会では「問診票で、過去の被曝を考慮するが、外部被曝のみしか出さない」という回答を得ています。被災者生活支援チームの医療班からは「我々は過去の内部被曝は検討していないが、どこかがやらねばならない、勉強すればするほど難しい」という回答を得ております。<br />
どこの部署が過去の内部被曝を考慮するのかお答えいただきたいと思います。宜しくお願いします。</p>
<p><em>園田政務官</em>「えっと、福島県以外の健康調査の件でございますけれども、あの只今、やはり被災者生活支援チーム――これは原発の方でございますけれども、そこが各県も含めてですね、色々ご相談をさせていただいてるようでございます。したがってまだ詳細なものは出てきておりませんけれども、自治体の皆さん方ともご相談をさせていただきながら今後対応していくようになっております。<br />
で、その間でございますけれども、詳細なモニタリングも含めて今やらせていただいてるところでございますので、まずは状況をしっかりと把握をさせていただいた上で今後私共としても何ができるか、あるいは県を通じてですね、何をやっていただくかは今後のまあ、いわば検討事項として、問題意識としては持たせていただいております。ということでございます」</p>
<p>――すいません、質問の趣旨が伝わっていなかったようで、もう一度質問いたします。「過去の内部被曝を考慮する機関はどこか」という質問をさせていただいたのですが、具体的に部署名を教えて頂ければと思います。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、あのすいません、それについては実際に決まってるわけではございませんので、今後の課題という認識でさせていただいております」</p>
<p>――あの、過去の内部被曝の考慮は時間が経てば経つほど、データなり記憶なりが薄れますのでなかなか評価しにくくなるので、一刻も早く内部被曝など過去の調査はするべきなのですが。現在（原子炉が）冷温停止状態に入っているならば少し余裕があるかとは思われますが、いつのタイミングで始められるのでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「まあ、そういう面ではこれからの課題であろう、というふうに思ってますので、現在それがどういう体制で行なうかということは、まだ検討の俎上には上ってないと、そういうことでございます」</p>
<p>――検討に上ってないということですか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、そうです」</p>
<p>（わーおっしゃいましたわね！？）</p>
<p>――わかりました、過去の内部被曝をどう考慮するかは、政府でもどこでも検討に上っていないということで。よろしいでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「あの、まあ検討に上っていないと、どこでもということになるとちょっと語弊がありますけども、当然課題としては認識致しております。けれどもそれが実際にどういう形で行なうことができるのか、といった場合においては、それはまだ決まっていない。ということでございます」</p>
<p>あのー園田さん、私何ヵ月この質問をして、何ヵ月「検討中」とお答えされてると思ってるの？　過去の内部被曝、特にヨウ素被曝をどう評価するか、５月から追及している件。放医研も福島県庁も厚労省も県民健康管理検討委員会も被災者生活支援チームも、いい加減各所の電話の保留音聞きあきたし、仲良しまでできて雑談するレベルになってるっつの！</p>
<p>この日のぶら下がりで安全委員会の加藤さんに聞きました。</p>
<p>――園田政務官が過去の内部被曝の評価が検討に上がってない、とおっしゃってビックリしましたよ！　加藤さんどう思います？</p>
<p><em>加藤さん</em>「あれはいけませんよ！　過去の、事故直後の内部被曝は必ず何らかの評価をすべきものですからね」</p>
<p>――安全委員会としてはどうお考えですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「安全委員会としては、被災者生活支援チームの医療班と同じ考えです。どこかが必ず過去の内部被曝の評価を始めなくてはならない、と思っています。しかし、医療班もうちも、それをやるべき立場にいないので、できない、というか…」</p>
<p>――安全委員会は助言機関ですもんね…</p>
<p><em>加藤さん</em>「そうなんです、しかし、事故直後の内部被曝は何らかの形で評価しないと。難しいことですが、全くしない、というのは明らかにおかしいことですよ」</p>
<p>よし、次回は加藤さんのお力もお借りしよかな！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　そして１１月２４日統合対策室合同会見。</p>
<p>――前回の会見の質疑の時に、園田政務官は過去の内部被曝の検討課題は現在上がっていない、とおっしゃいました。この点についてお聞きいたします。<br />
助言機関である安全委員会として――私、あの後各専門家や、色々なところに聞いたのですが、現在放医研、福島県庁、そして福島県の検討委員会、被災者生活支援チームの医療班などでも、過去の内部被曝が一切検討されていない、そしてこれからについても、園田政務官もお答えのとおり、検討課題に上がっていない、という点について安全委員会としてどうお考えかお聞かせいただければと思います。</p>
<p><em>安全委員会・加藤審議官</em>「われわれとしてはどこの機関がやるんでもいいんですが、何らかの形では行われる必要があると思ってます。国連のUNSCEAR（アンスケア、後述）からもですね、その辺の情報は求められているところでございます。ただ、初期のモニタリングデータが少ないということで、不確かさは非常に大きいと思いますから、『そういう状況の中で不確かさはどれくらいだけど、こうだ』というような形でもいいですから、何らかの評価はどこかの機関で行って欲しいと思います」</p>
<p>――ありがとうございます。では現在どこの機関でも行っておらず、政府としても検討課題に上がっていないという点について、安全委員会としては何か助言をされるおつもりは、これから今後あるんでしょうか。</p>
<p><em>安全委員会・加藤審議官</em>「政府の対策本部の医療班でもその点は意識されてるということなんで、何らか対応されるんではないかと期待しておりますけれども、あとまあ我々のほうでもUNSCEARへの対応をしていく為に、専門家にはですね、情報なり何なり求めているところです」</p>
<p>――ではこれから、過去の内部被曝を評価する機関として、現在どこにもありませんので、これはやはり、政府が何らかの指示をしないと動かないのか、もしくは今既存の機関が新たにこれを評価していくのか、これはどういった道筋が考えられるのでしょうか。すいません度々、宜しくお願いします。</p>
<p><em>安全委員会・加藤審議官</em>「そこは、我々は技術的な助言機関ですので、どこの機関がどう行うのがいいのか、それは、政府の対策本部で考えていただきたいと思います」</p>
<p>（ええ、まあ技術的な助言機関にも関わらず、いつもいろいろなことを聞いて、そしてお答え頂き本当にありがたいと思っていますよ！）</p>
<p>――わかりました、では、園田政務官、宜しくお願いします。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、ちょっと先ほどのおしどり様のご質問の中で、さも何か私が、何も検討しないがごとくですね、ちょっとお話をされたのかな、と思いましたけれども、正確に申し上げ――前回も申し上げているわけでございますけれども、今現段階でその俎上に上っていないと。しかしながら私は『今後の検討課題の一つである事は認識をしている』というふうに申し上げました。<br />
したがって今のご質問に繋がる話でありますけれども、当然ながらですね、何らかの形で、先ほど安全委員会さんからもお話がありましたように、当然ながら今後どういう形で検討できるか、そしてどの機関がそれが行なうのか、ということは今後の課題としてそういうふうに私共も認識を致しているところでございます。<br />
その、まだ結論が出ていない、ということでございますので、当然俎上には上ってない、ということよりも、これからまさしくそういった事も踏まえて検討をしていかなければならないだろうというふうに考えてるところでございます」</p>
<p>――前回も申しましたが、私はほぼ毎月過去の内部被曝について聞いておりますが、毎月１７日に出されるロードマップの進捗状況にも一切上ってきませんし、今後どれくらいのスケジュール感で上ってくるか、ということにもお答えいただけません。<br />
現在（原子炉が）冷温停止状態であるのなら、少しの余裕は出てきている、とも思いますので、加藤審議官も仰られましたが、初期のモニタリング情報が少ない上、なおかつ過去の記憶も薄れゆく中で一刻も早く検討課題に挙げるべきだ、と思うのですがどれくらいの期間でこれは検討されるのでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、まあ今日この時点でですね、明確なお答えはできませんけども、あの当然ながら今後、それも一つ『検討課題として挙げていかなければならない』という認識は私も共有をさせていただいております。<br />
今余裕が、というふうに仰られましたけれども、まだステップ２が終了しているわけではございませんので、まず、私の立場で申し上げれば、この炉の状況をですね、しっかりと安定的なものにしていくということを確定的に持っていかなければならない、というのが近々の課題であるということでご理解をいただければと思います」</p>
<p>――では、このままだと年が明け、そして事故から１年になるなど、どんどん時間が経ってしまいますが。すいません、大体の予測でいいので、その検討課題に上っているということで、どういうイメージを抱いておられるのか、どこかの機関に指示をするのか、もしくは何らかの新しい部署を立ち上げるのか、過去の内部被曝は政府としてこれからどのように対処されるおつもりなのか、大まかで結構ですのでお聞かせいただければと思います。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、あの、当然先ほど申し上げましたように、それがまだ決まっていない状況でございますので、まさしくこれからその認識と共にですね、どういう形でできるのかを検討していきたい、と思っております」</p>
<p>――わかりました、恐らく政府のほうが指示をしなければ、関連の機関はどこも『お手上げだ、手も足も出ない』と仰られますので新たな指示が必要かと思われますが、検討中ということで…。分かりました。数か月以内、半年以内などのスケジュール感も無いというお答えでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「まだそういう状況には至っておりませんので、もう少しお時間をいただきたいと思っております」</p>
<p>――これは政府としての公式な見解ということでよろしいでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、あのーーー、まあ、こ、公式な見解と言いますかですね、あの、私もその、そういったご意見を頂いているところでございますので、その、問題意識というのが共有している１人でございます」</p>
<p>？？？　何か全く意味がわからないのですが？　これ以上、園田政務官と質疑を続けても「検討中、いつ結論が出るかは未定」という答えしか返ってこない、と考えました。別のやり方にいたしましょう。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　別の日、１２月１日の会見のぶら下がりで安全委員会の加藤審議官にお聞きしました。</p>
<p>加藤さんの回答の中のUNSCEAR（アンスケア・United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiatio／原子放射線の影響に関する国連科学委員会）についてです。</p>
<p>――UNSCEARが過去の内部被曝のレポートを提出せよ、と言ってきているのですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「ええ、データがあるのであれば、ということで、ムリやり作れ、という要求ではないんですけどね」</p>
<p>――へー、でも、「無いです」と回答するのもおかしいですよね？</p>
<p><em>加藤さん</em>「そうですね、ま、UNSCEARはそれだけを要求しているのではなく、事故全般のレポートを要求しているのです。ほら、チェルノブイリ事故後もUNSCEARがレポートを出したでしょう？　あれと同じレポートをUNSCEARが作るので、様々なデータを提出してほしい、と言ってきているのです」</p>
<p>――あ、なるほど、UNSCEARのチェルノブイリレポートみたいなのを福島レポートとしてUNSCEARが作るのですね？　いつぐらいにできるのですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「来年の春にはできるみたいですよ」</p>
<p>――１年後にUNSCEARがレポートを出す、と。で、UNSCEARに提出する日本のデータの窓口はどこなんですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「うーん、どこか、といえば、うちかな？」</p>
<p>――安全委員会がUNSCEARの窓口ですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「窓口、というか、まぁ今回の提出レポートに関する話し合いはうちがやってますよ」</p>
<p>――えぇ！？　それ、傍聴できます？</p>
<p><em>加藤さん</em>「もちろん。１回めは終わったんだけど、傍聴する人少なくって…」</p>
<p><em>安全委員会の若い方</em>「ＨＰの開催予定のところに載ってますよ、次はいつかわかんないですけど…」</p>
<p><em>加藤さん</em>「ほら、あなた、あなたの仲良しの橋本さんはそのワーキンググループ主宰してますよ」</p>
<p>――橋本さん？</p>
<p><em>安全委員会の若い方</em>「ほら、『専門家』ですよ！」</p>
<p>あー、勝手に私が「専門家」とあだ名をつけた、あちこちの学会や審議会でお会いする安全委員会の方でした！　それを調べたいならこのＩＣＲＰの勧告がいいですよ、こっちの考え方もありますよ、といつもアドバイスくださる方なのでーす！　ツイッターではよく登場する方なのでした。</p>
<p>そして帰って調べると、ありました、こちら！<br />
<a href="http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/houkokukenWG.htm" target="_blank">「放射線防護専門部会　ＵＮＳＣＥＡＲ原子力事故報告書国内対応検討ワーキンググループ」</a></p>
<p>第１回目の資料と議事録もありました。</p>
<p>あのさ、かなーりあちこちの省庁のサイトを調べている私だけどさ、安全委員会のサイトはかなーり見やすいよ!　親切だよ！<br />
それに、資料とともに「速記録」もつけて、会の議論を全て公開しているところは珍しいよ！　原子力安全委員会後の記者ブリーフィングまで速記帳を公開してるのもほんと、珍しいよ！　<a href="http://www.nsc.go.jp/briefing/info.html" target="_blank">これね。</a></p>
<p>加藤さんが以前の会見で「原子力安全委員会は福島原発事故後、全ての情報を公開するために、資料だけでなく話し合いなども全て速記録を公開します」と仰ってたのを思い出しました。<br />
記者ブリーフィングの速記録は２０１１年の４月４日から始まってるんだけど、けっこう面白いよ。最近のは、質問する記者さまの所属媒体と記者名がはっきり公表されているんだけど、４月４日から５月１６日までは「記者」という表記のみで、どなたが質問したかわかんないの。５月１９日から突然、記者名、所属媒体名がはっきり記されます。情報をどんどん公開しながら、「あ、これも公開しなくちゃね」と変化して頂くのは大変ありがたいことです。</p>
<p>あ、また安全委員会を褒めてしまった…。でも、議事録、速記録を公開していないところが本当に本当に多いんだ！！　原発事故に関することは密室の話し合いにしないでほしいし、誰が何をおっしゃったか、後からきちんとチェックできるようにしてほしいのです。それを「傍聴する方少ないんですよね…興味ないのかしら…」とおっしゃりながら議事の速記録を公開するというのは本当に珍しい機関なのです。<br />
書き起こしされる方はご存知だろうけど、本当にめんどくさいし、時間がかかる。それを、ほぼ翌日か数日のタイムラグでネットに公開する機関はありがたいです。全ての省庁がこれをやってほしいよー。</p>
<p>しかしこのワーキンググループは近々では開催予定は無かったのですが、いろいろと興味深い分科会がありました、ので行って参りました、<a href="http://www.nsc.go.jp/kaisai/senmon/senmon/111207-hibakuken.htm" target="_blank">原子力施設等防災専門部会・被ばく医療分科会第２８回。</a><br />
安全委員会の傍聴って、申し込み無しでどなたでも行けるんですよ、珍しい…。　だって他の省庁の審議会や公聴会ってＦＡＸで数日前の締め切りまでに申し込まないといけないんだもん！　メールじゃダメなんだもん！　公示して翌日の開催とかだと、「わーお、家に帰るのは夜だから申し込みＦＡＸを締め切りの１８時までに送れないよーう！」とか平気でなるんですよ…。でも、申し込みをしなくても大手メディアなら「申し込みしてないんですけどＮＨＫですぅ」で入れるんです、いいね☆　いちお報道も全て事前申し込みが必要、と書いてあるんだけどね☆　それを申し込み無しのフルオープンにしているところはお珍しゅうございます。これがスタンダードになればいいな！</p>
<p>１２月７日の被ばく医療分科会はとても興味深かったのですが、長くなりすぎなので、また改めて！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　ごめんなさい、安全委員会褒めすぎて。だって、この「脱ってみる？」を安全委員会の方々も読んでくださってて、感想をときどきおっしゃってくださるんですもん。そんな方々は、あと被災者生活支援チームの医療班もそうだね！</p>
<p>以前さ、日刊誌で連載をさせて頂いたときに、補佐官時代の細野大臣のいいところと悪いところを書いたら、「申し訳ないが、悪口だけにしてほしい」と頼まれて、「アホか、私が感じたことを歪めるのか、悪いところだけならそう書くし、いいところがあるなら両方書くわ！」と返しました。あー、あのとき、毎日そういうやりとりしてたな…。「もっと西山審議官を揶揄するように書いてほしい」という依頼とかね。「すみません、そういうのがお好みなら他の方にご依頼してください、当初の話し合いが足りませんでしたね、連載打ち切ってください」と連載打ち切りのお願いメールを５回はしたという！！<br />
私は、十把ひとからげに、「国が悪い」「政府が悪い」「官僚が悪い」ということもおかしいと思うのです。大手メディアでも政治家さんでも官僚でも、いい人と悪い人がいて当たり前。できるだけいい人を見つけて応援したいし、誰かのいいところを見つけて大声で「それ、いいよ！　その調子でお願い！」と言いたい。そのほうがお互いのためになるじゃない？　悪いところも悪い、とバリバリ言うけどね、いいところの応援と推進こそ、張り切ってやりたいよね！</p>
<p>安全委員会の悪いところといえば……班目委員長かしらね？<br />
安全委員会で、過去の内部被曝を評価する機関への助言分科会ができてほしいものです。せめて被ばく医療分科会の議題に上がらないかな！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　第３２回<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111201/index3.php">「第１１６回放射線審議会、ほっといても２年後に４０％下がるのに除染するの？　の件」</a>の記事に、飯舘村の方から「飯舘村の実情を伝えて下さって大変ありがたいですm(__)m」とツイートを頂きました。<br />
そして私が「とんでもないです、飯舘や福島の方々が踏みにじられるのなら、私たちは踏みにじられて当たり前だと思うので。まず、飯舘の方々のことを考えなくちゃーと思います」と返すと「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますm(__)m。微力ですけど応援します」</p>
<p>いやいや！　応援するのはこっちですから！　そして応援というより自分たちのことだもの。だってね、考えてみて、福島の方々が高い線量で生活することを何の補償もなく我慢させられるんだったら、その他の地域で多少、線量が高かろうが、多少放射性物質が入った食べ物・水があろうが、「そんなの、福島に比べたら屁みたいなものだし、福島の方々はおとなしく生活してますよ？」なーんてことを、ヌケヌケとおっしゃられちゃうわけですよ！　これはまず、自分たちのためにも全力で福島の方々の応援をせねば！　と思うわけです。</p>
<p>そのためにも「事故直後の被曝をきちんと評価してよ！」というのはとっても大切。だってね、いくら今の線量が高かろうが、除染で被曝する線量が高かろうが、「そんなの、事故直後の福島に比べたら屁みたいなものですよ」と考えられているわけなのですから！！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/8474/1-304" rel="attachment wp-att-8475"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1345.jpg" alt="【今週の針金】 安全委員会の加藤審議官。統合会見になった時に初めからきちんとマコちゃんに対応して下さったのも加藤さんですねん。 小児甲状腺サーベイを追求する時も説明会が開かれるよう裏で動いて下さいましてん。 仲良し過ぎてちょっと焼けますねん！" title="【今週の針金】 安全委員会の加藤審議官。統合会見になった時に初めからきちんとマコちゃんに対応して下さったのも加藤さんですねん。  小児甲状腺サーベイを追求する時も説明会が開かれるよう裏で動いて下さいましてん。  仲良し過ぎてちょっと焼けますねん！" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-8475" /></a><br />
【今週の針金】<br />
安全委員会の加藤審議官。統合会見になった時に初めからきちんとマコちゃんに対応して下さったのも加藤さんですねん。<br />
小児甲状腺サーベイを追求する時も説明会が開かれるよう裏で動いて下さいましてん。<br />
仲良し過ぎてちょっと焼けますねん！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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		<title>ＮＮＳＡの生データその後、計４回の会見の件。</title>
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		<pubDate>Thu, 08 Dec 2011 22:29:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ ＤＯＥ（アメリカエネルギー省）に属しているＮＮＳＡ（国家核安全保障局）が、福島原発事故直後のモニタリング生データを１０月２１日にリリースしていたことについて、そして、それを国側が全くご存知なかったことに [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>ＤＯＥ（アメリカエネルギー省）に属しているＮＮＳＡ（国家核安全保障局）が、福島原発事故直後のモニタリング生データを１０月２１日にリリースしていたことについて、そして、それを国側が全くご存知なかったことについて、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111116/index.php">第２９回「脱ってみる？」</a>に書きましたね、その続報を。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　１１月１４日の統合対策室合同会見にて。</p>
<p>――前回、ＤＯＥのデータを文科省として手に入れられたかどうか、というのをお聞きしましたが、１０月２１日にＮＮＳＡのほうで恐らく ＤＯＥ の生データをホームページ上で公開しておられます。それは入手されてご覧になっておられますでしょうか。<br />
それは本当に生データですのでものすごく見づらいものになってますが、それは何か分かり易く解析などはされてるのでしょうか。宜しくお願い致します。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「おしどりさんからご指摘のＤＯＥ のホームページ確認させていただきました。あの、今回の公開されてるデータというのは一つは空間線量のデータ、もう一つはダストのデータ、それからあの、土壌のデータ、もう一つは画像データでして、いわゆる航空機モニタリングによってサーベイしたところを――まあ以前からホームページにも載ってたかと思いますけれども、ま、そういうようなデータがありました。で、それは全て文科省として入手していたものではありませんので、改めて今、原子力研究（開発）機構のほうでどういう活用ができるのか、内容についても精査していただいてるところであります」</p>
<p>――わかりました。それはＤＯＥ ではなく ＮＮＳＡ のホームページ上で１０月２１日にリリースされていたものでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「ええ、ＤＯＥの中のその ＮＮＳＡのページからダウンロードできるものであります」</p>
<p>――ちなみに、そのデータは何日ぐらいに入手されたのでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの、前回の指摘を受けてから確認をしたので、ここ数日ということです」</p>
<p>――わかりました。<br />
では、現在福島県民の方が行動記録を書いて、その問診票（のデータ）で、外部被曝の線量評価をするソフトが放医研（放射線医学総合研究所）のほうで立ち上げられておりますが、それは、３月１５日以降のデータは、文科省の２㎞メッシュのデータを使用することになっております。事故直後のデータは文科省はあまり詳細なデータがない、と仰ってましたので、この ＮＮＳＡ のデータは参考にされる、ということなんでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「放医研の方で作成して、外部被曝線量の推定プログラムについては、文科省の方でデータを取り始めて以降は実測値を基にして線量を推定すると。そして、事故直後から３月の――ちょっと忘れましたけど、数日間についてはSPEEDI を回して外部線量を評価するというシステムになってます。<br />
今回 ＤＯＥ――ＮＮＳＡ の方で公開されてるデータについて、基本的にはさっき申し上げたような線量とか、土壌のデータ、ダストのサンプリングデータが含まれてるようですけれども、その内部被曝に使えるようなデータがあるのかどうかも含めて今確認しているところです。ただ、恐らくはですね、我が方で SPEEDI の推定に使ったような期間のデータでですね、十分な数があるのかどうか、そこは一度確認してみないと分からないと思います」</p>
<p>――その線量評価のソフトは、３月１１日から１３日迄が SPEEDIの試算結果、そして１４日以降が文科省のモニタリングのデータを使用となっております。以前、まだ伊藤審議官がおられない頃に「安定ヨウ素剤の配布について文科省が、どれくらい初期のデータをどの段階で持っていたか」を繰り返し私は質疑していたのですが、ヨウ素のダストサンプリングは３月２３日からの測定とのことでした。ですので明らかに文科省は、初期の事故直後のデータは数がなかった、と仰っておられましたので、このＮＮＳＡ のデータは住民の方々の被曝線量を評価するのにものすごく有用だと思われるのですが、如何でしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの、いつからのデータが入ってるのかも含めて――何種類かのデータが入っておりますので、どのようなものであるのか、使えるのかどうかを今、専門家の方々に検討していただいてるところです。<br />
で、実は前回の質問でですね、ＮＨＫの石川さんからも『例えば航空機モニタリングのスペクトルを分析すれば、当時のヨウ素の沈着とかが分かるのではないか』というようなお話もいただきました。それも含めてですね、専門家の方で検討をお願いしておりますけれども、今回公開された中には残念ながら、スペクトル、エネルギーまでは、入っておらなかったようで、そういったことについて必要であればアメリカ側にもデータの提供のお願いをしていきたいと思っております。<br />
それからあの、放射線医学総合研究所で SDEEDI で実測データを用いたのは１４日ではなくてもう少し後だったかと思います。文科省がデータを取り始めたのは１５日からで、１６日から公表してたと思いますので」</p>
<p>――ありがとうございます。放医研の住民の方々の線量を評価するソフトは１０月から運用段階になってまして、その線量を評価する線量評価委員会は７月２２日に第１回が開催されたのみで、線量評価についての検討は以後行なわれておりません。で、これからも第２回の線量評価委員会が検討される予定はないとのことです。もしその（もとになる）データが替わる場合、その問診票からの線量被曝を返すということは１０月から始まっておりますので、文科省として何らかのアナウンスを、放医研もしくは線量評価委員会にされるご予定はあるんでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの、放医研の方で開発したのは外部被曝線量の評価のプログラムで、それは実際県の健康管理調査の方で使われておりますので今後どうされていくかにもよりますけれども。仮に、そのＤＯＥのデータの方がですね――ご質問の趣旨は『内部被曝（の評価）に使えないか』というふうに受け取ったんですけれども」</p>
<p>――あの、内部被曝と同時に外部被曝も過小評価されないように、できるだけ精度の高い詳細なデータがあるべきだと思うのですが。外部被曝も同様に評価してほしいということです。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「そこについては、繰り返しになりますけれども新しく使えるデータがあるかどうかも含めて専門家の方で見ていただいてるところです」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　この日のぶら下がりで安全委員会の加藤審議官に「ＮＮＳＡの生データ、ご覧になりました？　いかがでした？」とお聞きしてみました。</p>
<p><em>加藤さん</em>「実は、あんまりまだじっくり見てないんです」</p>
<p>――えぇー残念、ご見解をお聞きしたかったですのに！</p>
<p><em>加藤さん</em>「ごめんなさいね、役所のパソコンでは見れないんですよ、家に帰ってからじゃないと見れないからなかなか見れなくって」</p>
<p>――は？　どういうことですか？　そんなに危ないサイトなんですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「いや、そうではなくて、役所のパソコンはもともと、たくさん規制がかかってるんです。サボらないように、仕事だけするように、ってとこなんでしょうけど。ショッピングサイトやゲームサイトにはつながらないし、個人ブログも見れなかったり、警告が出たり」</p>
<p>――警告って何ですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「警告、このサイトを見たことは形跡として残ります、それでも見ますか？　という警告がバーン！　と出るんです」</p>
<p><em>安全委員会の若い方</em>「ショッピングサイトが見れない、ということは新幹線や飛行機のチケットも取れないので、急な出張で手配を頼まれたときとか本当に困るんですよ！」</p>
<p><em>加藤さん</em>「ねー、ほんと、ブログ見にくいのは不便だよねぇ」</p>
<p><em>安全委員会の若い方</em>「いまどき、市町村の自治体でブログで広報やっているところもありますからね、そこも見れないことがあるのです」</p>
<p>（ちなみに安全委員会の方々にぶら下がりをしていると、こうやって後ろに控えておられるみなさんが口々に会話に入ってこられるのです。なんか、みなさん和気藹々で、好きな感じ。そんな部署は安全委員会、加藤チームだけですよ！）</p>
<p>――じゃぁ、このＮＮＳＡのサイトも見れない、ということなんですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「はい、ほんと日本の仕事用というわけで、海外のサイトは見れないんですよ」</p>
<p>――わーびっくり。どこの省庁でもそうですか？　だから、ＤＯＥやＮＮＳＡのサイトはみなさんチェックしておられなかったってことですか？</p>
<p><em>加藤さん</em>「そうかもしれません。少なくとも私は役所のパソコンでは見れませんでしたから。家のパソコンで見て、プリントアウトしてゆっくり見ようかと思ったけど、すごいデータ量でビックリしてあきらめちゃった」</p>
<p><em>安全委員会の通称、専門家</em>「僕は半分プリントアウトしましたよ、すごい量でしたけどね！」</p>
<p>むー、そうですか、国の原子力関係機関がどこもご存知なかった、ってことが本当にあるのかしら？　と思ってましたが、あるのかもしれません。</p>
<p>ＪＡＥＡ（原子力研究開発機構）や保安院などでもチェックしてなかったなんてね！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　１１月２１日の統合対策室合同会見にて。</p>
<p>――ＮＮＳＡ の生データによりますと、３月１７日以降、ストロンチウムが見つかったところが５９地点は読み取れるのですが、その ＮＮＳＡ のデータからの評価というのは、いつぐらいに公表されるのでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「アメリカのＮＮＳＡのほうで１０月２１日に公開したデータについては、原子力研究（開発）機構はじめ、放医研にも投げてですね、どういったデータが含まれているのか、現在精査中ですので、まあそれを見てからでないとそもそも活用できるものなのかどうかも含めてお答えするのは難しいのかな、もうしばらく時間がかかるのかなというふうに認識しております」</p>
<p>――わかりました、ありがとうございます…すいません、もう一度お願いします、放医研のほうに投げて、ということですか？</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あ、失礼しました、原子力研究開発機構です」</p>
<p>――原研のほうに。わかりました。では、放医研のほうで外部線量を評価するソフトがもう立ち上がり、結果を返していますが、それはそれとして進行してよい、というお考えでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの、県民健康管理調査のほうで、外部被曝の線量評価をするのに放医研で開発したプログラムといいましょうか、そういう推定支援システムを使うということですので、それをまあ、どういうふうに使うかにつきましては――放医研のほうは研究機関として、プログラムの開発者でありますので、それをどういうふうに使っていくかは、まさに健康管理支援チームなり検討委員会のほうでのご判断によるものというふうに理解しております」</p>
<p>――前回もご説明しましたが、放医研はソフトを開発するのみで、外部被曝の線量データは、線量評価委員会というところが検討しております。そちらが３月１６日以降は文科省の２㎞メッシュのデータを使うという回答ですので、もし文科省の、２㎞メッシュ３月１６日以降のデータが、今回出ました神奈川県の定時降下物のデータのように上方修正されることが…ＮＮＳＡ のデータによってその可能性があるならば、何らかのアナウンスをされたほうがいいのではないかと思いますが、その可能性はない、という文科省のご認識でしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「まあ、１６日と言いましょうか、３月１５日が一番最初のデータですので、それ以降については、放医研のほうのプログラムについてはモニタリングデータを、実測値を利用しております。で、それ以外のデータについて、信頼性に足るものがあればそれを採用するかどうか。まあ、これもそういう線量評価を行なう責任を有しております検討委員会支援チームのほうのご指示によって検討することになると思います。<br />
しかしながらまず今アメリカで、ＤＯＥ のほうで公開されたデータがどんなものであるかについて事実確認を行なっているというのが現状であります。したがって、将来否定するものではありませんけれども、直ちに使えるものであるというふうには考えておりません」</p>
<p>――では１１月１０月から線量結果は福島県の住民の方々に返される予定だということですが、その ＮＮＳＡの線量の原研のほうでの結果というのは、いつぐらいのスケジュールで上ってくるのでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「一番最初にお答えしたように、まだどんなデータが入っているのか、どんな条件で取られたのかについて、確認する必要があるというふうに思っております。<br />
それから、県民健康調査のほうに使うかどうか、これはあの原子力（研究開発）機構なり文科省の判断ではなくてですね、健康管理委員会、（県民）健康管理調査（検討）委員会なり支援チームのほうのご判断だというふうに思っております」</p>
<p>ＮＮＳＡのデータ利用については、原研のほうでの結果待ち、ということなのでした。</p>
<p>ん、でも待って、原子力研究開発機構なら、私たちと同じように海外の原子力関連のＨＰもチェックしてなかったのかしらね？　お役所のパソコンは規制が厳しいから海外のサイトはなかなか見られないらしいけど、研究機構なら海外の情報も気を配ってるものじゃない？　そう思って、もう一度お聞きしてみました。</p>
<p>――ＮＮＳＡの生データがホームページ上に上がりましたのは１０月２１日で、１ヶ月経ちましたが、まだ評価は済んでいないという事でしょうか。原研もご存じなかった、という事でしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの２点お答えしたいと思うんですけれども。このＮＮＳＡが発表したデータと内部被曝の線量評価がリンクするかどうかについてはまだ何とも申し上げられないという事を先ほど来申し上げている所でございます。<br />
それから、１０月２１日のホームページに載ってるという件は、まさに先週の確か月曜日だったかと思いますけれどもおしどりさんからの指摘を受けて私どもで確認してまあ、原研機構についてもその時点で初めて知った、ということであります」</p>
<p>――わかりました、ありがとうございます。</p>
<p>トホホ、残念、せっかくたくさんのきちんとした生データなので、どうか評価をしてくださいませよ！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　１１月２８日の統合対策室合同会見にて。</p>
<p>――先だってから聞いておりました　ＮＮＳＡのデータについてはＪＡＥＡのほうでいつ頃評価が出るでしょうか。地図に落としてみますと須賀川市やいわき市、北茨城のほうでもかなり高濃度、１００Ｂｑ/ｍ３以上のものが４月などでも発見されており、ストロンチウムも５９ヵ所で見られているんですけれども、いつぐらいにこのＮＮＳＡの評価は出るのでしょうか。お願いします。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「あの、質問の中でもストロンチウムの話ですとか、ダストモニタリング結果の数値について言及がありましたけれども、先ほどの、横浜のストロンチウムの話でも出ましたけれども、今後いわゆるマップ検討会（文科省の「放射線量等分布マップの作成等に係る検討会」）のほうでですね、第二次調査といいますかより広域の放射性物質の飛散状況も含めまして、年度末までにストロンチウムですとかあるいはヨウ素１３１のより詳細なマップと申しますか、分布状況について検討するというふうに検討会の中でも議論がされております。したがってそういった中で、このアメリカのデータもその一つとして、果たして使えるものがあるかどうか、まあ、原研機構のほうでも精査していただいて、最終的にはそういう検討委員会の場でご議論いただいて、放射性物質の拡散状況の状況把握に活用していきたい、というふうに聞いております」</p>
<p>――年度末といいますと来年３月までとなり、事故後１年経ってしまいますが、この全体的なマップではなく、ＮＮＳＡが１０月に発表した３月事故直後のデータについて、どのような評価を文科省として、モニタリングチームとしてするかのアナウンスは３月より早くはしていただけないのでしょうか。福島県の方々の問診票などによる線量評価のデータや、もしくは今福島県で行なわれている除染等にも役立つ情報かもしれませんので――年度末ですと今から４カ月は経ちますので、事故後１年ではなく、できるだけ早くアナウンスして頂ければと思うのですが。全体的なマップではなくＮＮＳＡのデータに特化して答えていただければと思います。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「年度末と申しましたのは全体の報告書といいましょうか、その取りまとめがその時期ですので、その前にいろんなデータを検討会などにご紹介して議論していただくことになると思います。<br />
それからあの、ＮＮＳＡデータだけを取り出してマップ化することは現在考えていないですし、それから公開されたデータの中でですね、測定条件とか、また数値の読み方について疑問な点もありますので、必要に応じてアメリカにも確認しながらこのデータが果たして活用できるかどうか見た上で判断していきたい、というふうに原研機構から聞いております」</p>
<p>――その、マップ化して欲しいのではなく、評価をお聞きしたいのですが。このＮＮＳＡのデータが文科省として、正当なものか、正しい検出、解析をしているものかどうか（という評価）などは如何なんでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「アメリカのほうで取ったデータですので、文科省はその、何といいましょうか、正しいかどうかを評価する立場にはないと思います」</p>
<p>この日はこのあと、内閣府で行なわれた「低線量被曝に関するワーキンググループ」の傍聴に走って行ったので、ぶら下がりはできませんでした。<br />
あ、この低線量被曝のＷＧもちょっとひどかったから、また書かなきゃ！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　ツィッターのアカウント<a href="https://twitter.com/#/xryos_kx" target="_blank">@xryos_kx</a>、りょうさんがDOE/NNSA調査の大気分析結果を<a href="http://xryoskx.web.fc2.com/nnsa/field_sample_air_results.html" target="_blank">マップに落とし込んでくださいました。</a></p>
<p>核種が選択可能になったり、どんどんバージョンアップしてとても見やすいんだよね。自分でシコシコ見て、地図に落としてたから本当にありがたいです。</p>
<p>これをじっくり見ていると気になることがあります。<br />
２３９Ｎｐ（ネプツニウム）と５月にチェック入れて表示すると、須賀川のあたりで黒（１００Ｂｑ／ｍ３以上）が出るよね…。<br />
２３９Ｎｐは<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110811/">「脱ってみる？」第１６回</a>でも書きましたが、半減期２．３５６日で２３９Ｐｕ（プルトニウム）になる手強いやつですよ…。半減期が数日のものが５月に大量に検出されるってどういうこと？<br />
（あ、第１６回のネプツの論文は時間がかかりましたが、結果は出ましたのでもうすぐお知らせできると思います☆）</p>
<p>そして１３１Ｉ（ヨウ素）と１３２Ｉと３月にチェック入れて表示すると、いわきや北茨城に黒が出ちゃいます…。高濃度プルームが流れたという福島原発から北西方向よりも高い（実質、このデータは北西方向のデータはあまり無いんだけれど）。<br />
南方向へヨウ素が流れていることは文科省が公表した<a href="http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/0002/5600_0921.pdf" target="_blank">ヨウ素地図</a>でも表れていました。けど、これほどまで？　ＮＮＳＡのデータだと北西方向より明らかに高いよね？</p>
<p>飯舘の仲良しと電話で話し合いました。</p>
<p>――飯舘よりいわきのほうがヨウ素の量が多かったってこと？</p>
<p><em>飯舘</em>「うーん、天候のせいということも考えられるよ。飯舘は雪が降って沈着したんだよね、いわきは天候は崩れなかった。だからあまり沈着しなかっただけで、高濃度のものが通り過ぎたのかもしれない」</p>
<p>――それが文科省の土壌のデータとＮＮＳＡの大気中の放射性物質のデータの違いかもね、わかった！　そうしたら３月末の小児甲状腺サーベイが、なぜ、いわきで一番に行なわれたか、そしてなぜ最高値がいわきの４歳児だったか、説明がつくかもしれないね。</p>
<p>小児甲状腺サーベイ関連は初期の「脱ってみる？」にアホほど書いています。コアな読者はもちのろんでご存知だよね☆<br />
<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/110811/">第１６回</a>の最後に小児甲状腺サーベイの最高値について書いています。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　そして１２月５日の統合対策室合同会見。</p>
<p>――すいません、しつこくて。ＮＮＳＡのデータなんですけども、ネプツニウム２３９が５月の時点で、須賀川市などで１００Ｂｑ/ｍ３以上検出されてるのですが、ネプツニウム２３９は半減期が２．３日ですので、これがアメリカ軍の調査で５月の段階で提出されていた、という点で、文科省そしてＪＡＥＡではどういう評価をされているのでしょうか。<br />
この資料によりますと、３月の時点でいわきや北茨城などでも１００Ｂｑ/ｍ３以上汚染されていて、えー飯舘や福島市などよりかなり汚染が強いという結果が出ているのですが、３月末に小児甲状腺サーベイが行なわれまして、それにいわきの４歳児が汚染の最高値という結果が出ましたが、それの整合性、理由の説明などどこかが検討はされてるのでしょうか。お願い致します。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「まず、その前提といたしまして文科省の役割として、いろいろな政府があるいは自治体が行なっておりますモニタリングデータの公表、取りまとめを行なっておりますけれども。今回アメリカが、ＤＯＥが公表したデータ、あるいは他の国内の研究機関が測定し公表したデータについてもですね、評価するような立場にはない、という事をまず申し上げておきたいと思います。<br />
まあその上で、ただかなりのデータが３月から４月、まあ一部５月にかけて出たという事もありますので、というご指摘がありましたので、原子力研究開発機構などに『こういったデータがあるけれども』という話でお示ししてるところであります。従って今はあの、その検討状況についてはまだご報告受けてございません。<br />
それからあの、いわき方面といいましょうか、南のほうでヨウ素の高い濃度が検出されたというデータが含まれているかというようなご指摘かと思いますけれども、これについては３月末に現地対策本部におきまして、北西方向とまさにいわきのほうで小児甲状腺のスクリーニング調査を行ないまして、その結果、外部被曝の線量調査において、健康に影響を及ぼすものではなかったというふうに聞いております。<br />
従って、南のほうにプルームと申しますか、３月の段階でですね、高い線量域が見られたということと、SPEEDIの計算結果によっても示されてるところですけれども、それと仰られたアメリカのデータというものはまあ、矛盾するものではないのかな、まあこれは個人的な観測ですけれども、思った次第であります。以上です」</p>
<p>（ところで、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111201/index3.php">第３２回「脱ってみる？」</a>にも書いたけど、ぶら下がりで伊藤審議官としっかりお話ししてから、あ、違うわ、伊藤審議官にぶら下がりをされてから、少し伊藤審議官の当たりが変わったように思います。「個人的な観測」を回答の中でおっしゃって頂けるのはありがたいことです）</p>
<p>――では、その文科省はモニタリングなどを評価する機関にないということで、ＤＯＥのデータや各大学の研究機関などのデータを総合的に、沢山のデータを評価する機関というのは、部署はどちらになるのでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「評価と申し上げましたけれども、各機関でいろんなデータが出ております。そういったデータについては測定条件も含めて、適切な形で公開されることが国内外の研究者にとって重要だと思います。<br />
まあ研究者と申しましたのは、政府として評価して避難とか除染に活用しなくちゃいけないデータについては文科省、あるいはそれぞれの機関、省庁においてですね、その評価なり、モニタリングデータの活用が行なわれてるところでありますけれども、一般に申し上げればそれ以外のデータについては広く、内外の研究者がアクセス可能な形で、事故直後の飛散状況の再現をしてみるとか、あるいはシミュレーションといった形でですね、国内外の大学が発表している例がありますけれど、まあそのような形で発表されていくのが望ましい姿ではないか、というふうに思っております。<br />
従いまして、まあ住民の方の健康の評価ですとか除染、こういったものに必要なモニタリングデータとその活用、評価については現在もそれぞれの省庁において行なっているところというふうに理解をしております」</p>
<p>――それぞれの省庁ということで、では例えば学会でアクセプトされた論文などや、適切に公開されたものを、統括して調べる部署はないということでしょうか。それぞれ在野でやるという事でしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「まあ学会での評価、研究論文というのも、空間線量に関するものもあれば、内部被曝に関するものとか海洋汚染に関するものといろいろありますので、そういったデータが学会等で評価されて、適切なものであると評価されるのであれば、それぞれ例えば海のモニタリングについて、海産物について…を持っている省庁なり、あるいはその、県民の健康調査について実施しているところがそういった評価を活用しながら最新のものにアップデートしていただければ宜しいんではないかと。そういう意味で全てを一元的に網羅することはない、というふうに承知しております」</p>
<p>――事故直後の文科省のデータはかなり量が少なかったというふうに坪井審議官からもお聞きしていたのですが、では、全てを一元的に管理する部署はないということで、初期の文科省のデータを、ＤＯＥのデータや各学会などでアクセプトされた論文など活用して再検討するということもされないのでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「例えば今回ＤＯＥで発表されたデータ、ざーっと見てみますと、たとえばダストのサンプリングというのも福島県内で行なわれ始めたのは３月１９日以降で、まあ文部科学省で空間線量率を測り始めたのが３月１５日、それからダストのほうを計り始めたのが１９日という事ですので、事故直後のですね、１１日から１８日辺りのデータをこのＤＯＥのほうに期待をするというのはちょっと難しいのかな、というふうに思いました」</p>
<p>――文科省のダストサンプリングのデータは３月１９日からですが、それはほぼ一日に数ヵ所ずつという事で、３月２３日や３月２５日に初めてダストのサンプリングを採ったという箇所もございました。ですのでできるだけ初期のデータを集めて再検討することが事故直後の被曝について必要なのではないか、と思ったのですが今のところは再検討はしないという感じでしょうか。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「それは多分内部被曝の評価に関わってくると思いますので、一元的にはその健康管理調査に対して、責任あるところが更にどういうデータを数値化していく必要があるか判断をしていく事になるんだろうと思います。 但し、せっかくああいうデータがあるので関係機関には示して、使えるものなのかどうか、というのは引き続き検討をお願いしております。</p>
<p>（あ、なんかやっぱり伊藤審議官が少し住民側に寄ってくださった感じ？）</p>
<p>その過程の中で、例えばデータの設定条件が分からないとか、あと細かい話ですけど、時刻っていうのが日本標準時刻なのか、アメリカの時刻なのかということも含めて、アメリカ側に幾つか聞かなくちゃいけないという話も聞いてますので、少し時間はかかりますけれども、そういった確認作業は引き続きさせていただきたいと思います」</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　会見後、ぶら下がりで伊藤審議官とお話ししました。</p>
<p><em>伊藤さん</em>「私もね、ＮＮＳＡのデータを見て、２３９Ｎｐがなぜ５月に大量にあるのか、不思議だな、と思ったんですよ」</p>
<p>――ねー、半減期が数日なのに、５月にあれだけあるって不思議ですよね！</p>
<p><em>伊藤さん</em>「そして１ヵ所だけでしょ？」</p>
<p>――そうです、ひょこっと須賀川の辺りだけなんで、何だろ、これ、解析ミス？　どういうこと？　と思いまして。</p>
<p><em>伊藤さん</em>「わからないですけどねー、でも、ＮＮＳＡのデータはマイナスベクレルとか表示されていて、ちょっと意味がわからない部分があるんですよね、だから今、問い合わせている部分もあるんです」</p>
<p>――なるほどー、よろしくお願いします。で、いわきや北茨城でヨウ素がとても高濃度あったのですが…</p>
<p><em>伊藤さん</em>「そうですよね、でもそれは文科省が出したヨウ素地図も南方向に流れているので、文科省のデータとＮＮＳＡのデータは矛盾してませんよ」</p>
<p>――でも土壌の沈着より、大気中の量のほうがはるかに高いのですが、これは雨や雪などで沈着せずに、とても高濃度の放射性プルームが通り過ぎたということでしょうか？</p>
<p><em>伊藤さん</em>「そうですね、そう考えています。なのでSPEEDIなどでも考慮して、いわきから小児甲状腺サーベイを行なったのではないでしょうか」</p>
<p>やっぱり！　小児甲状腺サーベイは<br />
３月２６〜２７日：いわき市<br />
３月２８〜３０日：川俣町<br />
３月３０日：飯舘村</p>
<p>という順番で行なわれたのです（ちなみに３月２４日に川俣町で測定されかけたんだけど、スクリーニングレベルを０．２μＳＶ／ｈではなく、２．０μＳＶ／ｈと間違えて測定されたので含まれていないのです。この辺りは過去の「脱ってみる？」でアホほど書いておりまする）。</p>
<p>――わー、では事故直後の内部被曝、外部被曝の評価は本当に重要だと思うのですが、少しでもデータが多いほうがいいのでは？</p>
<p><em>伊藤さん</em>「そうですね、ただ、ＮＮＳＡのデータは、２３９Ｎｐなど不可解なところもあるので、文科省のデータと整合させる性質のものではない、と考えています」</p>
<p>――わかりました。アメリカと連携を取って、不可解な部分が解明できたらいいですね！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　秋以降、私たちはいわきにもお友達がいっぱい増えて、いわきの方々ともたくさん連絡を取るようになっていたのだけれど（<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111019/index.php">「脱ってみる？」第２５回</a>、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111026/index.php">第２６回</a>などなど！）、事故直後の線量、被曝について、飯舘村と同様、いや、無関心な方が多いぶん、いわきのほうが深刻なのかも、と心配しています。</p>
<p>現在の慢性被曝ももちろん心配ですが、事故直後の一発被曝、特に内部被曝が葬り去られないよう、きちんと評価されるよう、急いで全力で追及しなければ！！</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　今回もかなーり長くて、最後までお読みになった方、お疲れさまです！</p>
<p>「もっと簡単にまとめてよーう」という声もたまーに聞くのですが、それこそが、安易な情報を求める気持ちこそが、ちょっと警戒したほうがいいことだと思います。<br />
それに、私がまとめた情報だと、私の意図が入るよ？　質疑の部分は、書き起こしの生情報なので、会見のアーカイブ映像や１ヶ月後くらいにあがる議事録をご覧頂くと、私の意図が入っていないことが確かめられます。そのまんまだからね。<br />
私の質疑応答でも、私と違う受け取り方、判断をされる方もいらっしゃるでしょうから、全部情報を出しているのです。つまり、長くてごめんよ！</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/8455/1-300" rel="attachment wp-att-8456"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1341.jpg" alt="【今週の針金】 文部科学省の伊藤審議官。 最近は会見後、伊藤審議官もマコちゃんと長くお話しして下さいますねん！" title="【今週の針金】 文部科学省の伊藤審議官。  最近は会見後、伊藤審議官もマコちゃんと長くお話しして下さいますねん！" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-8456" /></a></p>
<p>【今週の針金】<br />
文部科学省の伊藤審議官。<br />
最近は会見後、伊藤審議官もマコちゃんと長くお話しして下さいますねん！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>第１１６回放射線審議会、ほっといても ２年後に４０％下がるのに除染するの？　の件。</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/8360</link>
		<comments>http://the-news.jp/archives/8360#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 03 Dec 2011 00:10:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
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		<category><![CDATA[原発 関連]]></category>
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		<category><![CDATA[放射線]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 日にちが前後しますが、１１月２２日は第１１６回放射線審議会に走っていってきました。「脱ってみる？」第２９回でもちょこっと書いたやつ、延期になっていた回がやっと開催されたのです。 案件は、環境省が１月１日 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>日にちが前後しますが、１１月２２日は第１１６回放射線審議会に走っていってきました。<a href="http://magazine9.jp/oshidori/111116/index.php">「脱ってみる？」第２９回</a>でもちょこっと書いたやつ、延期になっていた回がやっと開催されたのです。</p>
<p>案件は、環境省が１月１日から施行する「放射性物質汚染対処特措法」の概要やそれに基づく放射線障害の防止に関する技術的基準について。<br />
ＩＣＲＰの関連のパブリケーションや産業廃棄物について読み漁って張り切って伺ったものの、肝心の質疑応答がほとんど聞こえない！　傍聴席なんて名ばかりじゃーん。他の記者さまがたはそんなに質疑を聞くそぶりは無く、資料をお読みになることに没頭。そういうものなの？</p>
<p>資料で気になったもの。<br />
（ちなみに配布資料は<a href="http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/shiryo/1313504.htm" target="_blank">ここでもチェックできます</a>）</p>
<p><a href="http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/housha/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/11/25/1313504_2_1.pdf" target="_blank">　「平成２３年３月１１日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境への汚染への対処に関する特別措置法の概要 」</a> の資料にある「責務」という欄。</p>
<p><em>国</em>：原子力政策を推進してきたことに伴う社会的責任に鑑み、必要な措置を実施。<br />
<em>地方公共団体</em>：国の施策への協力を通じて、適切な役割を果たす。<br />
<em>関係原子力事業者</em>：誠意をもって必要な措置を実施するとおもに、国又は地方公共団体の施策に協力。</p>
<p>と、あります。</p>
<p>これを飯舘の仲良しに電話で話したら、「わーびっくりした！　ほんとにそんなこと書いてあんの？」と驚いていました。どこに驚いたかというと、「国：原子力政策を推進してきたことに伴う社会的責任に鑑み」という一文。<br />
「はっきりそう書いてあると、これからの私たちの考え方、動きにだいぶん関わってくるよね」と話し合いました。</p>
<p>そして、審議会では委員のお一人が（多分、山本英明委員だと思うんだけど）「環境中の放射性物質は除染しなくても、自然減衰で最低４０％は低減されるが、そのうえ除染する意味は？」というようなご質問をされました。<br />
わーそれ、私も以前から疑問だったの！　と思いワクワクしながら回答を待ちましたが、回答は、聞こえず、それに、何か資料をお読みになっただけ。いずれ議事録が上がるだろうけど、それまで待てないなぁ！　と思った私は、オブザーバーとして出席されてる方で、知ってる方を発見！　安全委員会の加藤審議官の後ろにいつも控えておられる通称「専門家」。<br />
そうだ、放射線審議会は文科省の管轄だし、合同会見で聞こうっと。</p>
<p>というわけで１１月２４日の政府・東京電力統合対策室合同本部記者会見でお聞きしてみました。</p>
<p>――先日第１１６回放射線審議会があったのですが、福島原発事故由来のセシウムは１３４と１３７、半減期２年と３０年のものが、ほぼ１対１で出ておりますので大体何もしなくても物理学的半減期により「２年後には４０％から６０％減衰するだろう」と言われておりますが、前回の審議会で確か、山本委員だったかと思いますが「除染をしても元々物理学的半減期での自然減衰のパーセンテージしか落ちないのなら、何故除染をするのか」という質問があがりました。<br />
しかし、審議会の中で説明者側の回答が聞き取れず、そして聞いたところによると、配られた資料をお読みになっただけでしたので、回答として少し不十分なものでした。<br />
ですので、この点の質問は福島の住民の方々も大変疑問に思っておられますので、大体文科省としてセシウム１３４、１３７が１対１で出てる福島は２年後、元々何もしなくてもどれくらい減衰するのか、そして除染をしてどれくらいまで減らすのか、ご回答いただけたらと思います。宜しくお願いいたします。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「２２日のあの、放射線審議会でのやりとりについては、私自身承知をしておらない訳でございますが。ご質問にありました、今後福島県におけるその、線量低減の見通し、というご質問だったと思います。　あの、私が答えるのもあれですが、８月２６日に原子力災害対策本部の方で<a href="http://www.meti.go.jp/press/2011/08/20110826001/20110826001-3.pdf" target="_blank">『除染に関する緊急実施基本方針』</a>というのを出しておりまして、まあそこではですね、今後２年後をめどに、一般公衆の被曝線量をまあ５０％減少した状態を実現すると。<br />
５０％の内訳なんですけども、放射性物質などの物理的減衰、あるいは風雨など自然要因による減衰、ウェザーリング効果（風雨などによる自然要因による減衰効果）というものによって２年間でまず４０％減少する。除染によって更に１０％を削減して５０％を達成する、というのが政府全体としての目標として掲げられてるところであります」</p>
<p>（ウェザーリングで減少、といっても、雨や風で撒き散らされるだけで、実質の量は減らないんですけどね。ある一部分のところは減ったようになっても、風雨でどっかにいくだけ）</p>
<p>――自然減衰、ウェザーリングで４０％、除染で１０％ということで、わかりました。「この減衰で元々５０％低減するのではないか」という専門家もいらっしゃいますが、すいません、もしよければ関係省庁として安全委員会の方もこの放射線審議会にご出席されていたので、安全委員会としても、減衰、ウェザーリングで４０％、除染で１０％という事でよろしいでしょうか。</p>
<p>（またもや加藤さんにパス出してみた件）</p>
<p><em>安全委員会・加藤審議官</em>「それについてはですね、私たちはそのお話を聞いた時に助言を出しておりまして、まあそれは一つの予測であって、ちゃんとモニタリングを行なって、予測の正しさを常に見直していくように、という助言をしております」</p>
<p>――わかりました、ありがとうございます。<br />
この８月２６日に線量低減の指針を出された所は、すいませんこれは政府として、もしくは文科省としてのどちらだったんでしょうか、伊藤さん宜しくおねがいします。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「原子力災害対策本部ですので、文部科学省は一院ではありますけれども直接の作業には加わらなかったと思います」</p>
<p>――わかりました、ありがとうございます。災害対策本部ということで、園田政務官、お願いいたします。<br />
現在福島の住民の方々が自分たちが被曝しながら除染をして、しかし放っておいても物理学的に減衰をするので「あまり自分たちが被曝しながら除染をしてもそんなに変わらないのではないか」という声を飯舘村、いわき、伊達市、南相馬などで聞きますが。これは園田政務官、減衰で４０％、本人たちが除染をしながら１０％というのは妥当だとお考えでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、政府全体としてこのまず５０％を、あのー減衰で４０％、プラスアルファーといいますか除染で１０％というところと、あと子供（小学校や通学路など）に関しては更にプラスアルファーを１０％、さらにといいますか、自然減衰と合わせて６０％まで減衰をするという目標を掲げさせていただいた所でございます。<br />
したがって少しでも、早くそういったところが達成できるように私共としても当然ながらやっていかなければならないというふうに考えておりますので、そういった意味では、これから本格的な除染、警戒区域内とそれから計画的避難区域内においての部分がありますのでそこの、地域住民の方々――避難されておりますので被曝はされないと思いますけれども――当然業者であるとかそういった方々が入る時には、当然その被曝は避けられるような措置をしていくように、気を付けるようにといったマニュアルもですね今、環境省の方で作って頂いてると考えております。<br />
したがって、一日でも早くそういった避難をされておられる方々がご自宅にお戻り頂けるような環境を私共としては作り上げて行くというのが、政府の責任、国の責任ではないかというふうに考えます」</p>
<p>――この４０％＋１０％というのは、現在避難されてる避難区域の方だけではなく福島県全域伊達市などでの説明会でもこの数字がよく上げられているのですが。それは住民の方々が除染をされます。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はいはい、あのそういった方々に関してはですね、当然ながら警戒区域や計画的避難区域とはまた低い線量の部分でありますけれども、しかしながら被曝には気を付けていただく必要がありますので、その方々に対しても、まあいわゆる避難警告といいますか、無用な被曝をしていただかないような注意喚起という物はさせていただいておりますし、そういったマニュアルも配布はさせていただいて周知徹底をしている所だ、というふうに聞いております」</p>
<p>――では避難区域そして避難区域外、伊達市、いわき市などでも含めて住民の方々の声なのですが「放っておいても４０％下がり、多大なるお金を突っ込んで除染をして１０％程度しか下がらないのであれば、除染をしないという選択肢も与えてほしい」と仰られるのですがいかがでしょうか。</p>
<p><em>園田政務官</em>「ま、あの、各市町村からですね、まだそういった『除染をしない』というお声というのはちょっとすいません私は聞いておりませんでしたので、そういった面では各住民の…」</p>
<p>――あの！　各住民の方々の説明会では（そうした声が）多大に上っております。</p>
<p><em>園田政務官</em>「あ、そうですか、すいません。あのー…」</p>
<p>――はい、あの自治体の長は予算の関係で除染を推進しておられますが、えー例えば飯舘村など８割が除染に反対であったりしますので、それは多分、園田政務官の方にまでお耳に届いていない、ということだと思います。</p>
<p><em>園田政務官</em>「少なくとも、そういったところは自治体が除染を遂行されるということで、私共としては財政的な支援と技術的な支援、そしてまた防御的な考え方をお示しをするという形で説明をさせていただいて、自治体の方々がご納得をいただいていると聞いておった所でございますけれども、もう少しそういった自治体の皆さん方からも聞く必要があるということであるならば、伺わせてはいただきたいというふうに思います。<br />
いずれにしても当然、これは自治体の皆さん方と住民の皆さん方が共同で行なっていただけると、いうふうに聞いておりますので、その自治体がやらない、という事であるならば、それはそれで私たちも受け止めなければいけないことかもしれません」</p>
<p>――ありがとうございます、えー、すいません私の質問の仕方が悪かったみたいで。自治体として一つの意見にまとめるのではなく、個々の住民の「除染をしたい」「いや、除染をしたくない」という、また「避難をしたい」という希望を聞いていただけないか、ということです。<br />
自治体として一つの意見に（まとめて）、１０％人力で除染をして、１０％の効果しか出ない、という事について多大な予算をつぎ込み、それでも半分しか下がらない線量の中で我慢をしながら暮らす、という選択肢を強いないでほしい、ということなんですがいかがでしょうか。自治体として意見をまとめないでほしい、ということです。</p>
<p><em>園田政務官</em>「はい、その辺は現地の支援チームがですね、自治体あるいは福島県ともご相談をさせていただきながら、色々な可能性を私共からご提示をさせていただいて、それを選択をされた、という事でございました。<br />
したがって、そういった声がですね、自治体を通じてどういう形で私共に…また、まあ機関の決定という…これは実施主体が自治体でございますので、その自治体がどういうご判断をされるのかというのはもう少し私共としても、お聞かせをいただけていればな、と思っております」</p>
<p>――あ、わかりました。結局自治体としての意見ということですね、自治体としての声しか聞かないという事で。分かりました、ありがとうございます。</p>
<p><em>園田政務官</em>「いや、自治体の声しか聞かないというよりも、自治体が実施主体でございますので、その自治体が、住民の皆さん方とお話をされるというのは当然ながら、住民の皆さま方の声を代弁して、自治体が本来ならば動くべきではないか、ということを申し上げたわけでございます」</p>
<p>――　…自治体に任せるということですね。<br />
自治体が１００％の住民の方々の同意を得る事はかなり不可能であり、今回の福島原発由来の放射線の事は１００％の同意をまとめるべきことではない、と思うのですが、自治体が主体ということですね。わかりました、ありがとうございます。</p>
<p>なぜ、こんなに食い下がったか、というと、除染して住む、という選択肢しか住民の方々に渡されてないからです。そうではない意見も本当に多数聞きます。例えば飯舘村で今でも１０μＳＶ／ｈのところの方は除染して５０％下がったとしても５μＳＶ／ｈです。そんなところには住みたくない、という方もいらっしゃる。高齢の方は自分は住むけど、孫や子どもは住ませたくない、とおっしゃる。若い方はそこで出産をし子どもを育てるリアリティは無い、とおっしゃる。とても年配の方は、高い線量でもしょうがないとあきらめるけれど、除染して１０％しか下がらないのなら、庭の木や山の木を切るのはイヤだ、とおっしゃる。</p>
<p>なので、年代や生活状況によって本当に意見は分かれるので、全住民のアンケートを取ってほしい、と度々お願いしているのですが、その必要はない、と村長はおっしゃるのです。除染して村民を戻すと。<br />
今は村民はあちこちに避難しているので、役場側の協力がないと全住民アンケートが取れないのですが、実行は絶望的な状況。</p>
<p>福島県の自治体の役人の方にお聞きしたのですが、福島県の自治体というのは現在、とても矛盾している、とのこと。住民の幸せを考えるのがそもそも自治体の仕事なんだけど、住民が避難して移住してしまうと、税収が減るでしょう？　自治体にとって住民はお客さまの側面があるのです。自治体の収入は、税収と行政からの予算なので、だから、多額の予算がつき、住民を移住させない除染政策にのっとってるんだ、自分の家族は避難させていても、ですって。<br />
「避難した住民は市民、村民として扱わない」と明言した自治体の長までいらっしゃいます。</p>
<p>原発事故に関しては、住民の方々の意見は１つにとりまとめるべきことではないように思います。そうすることで、我慢を強いられる方がたくさん出てくるからです。いつも思いますが、正確でたくさんの情報と、判断するための公平な知識と、そして様々な選択肢が与えられるべきことだと思います。</p>
<p>あと、まぁ、自然にほっといても４０％下がるんですよ？　何億も何兆も除染の予算にお金を使って、そして１０％しか下がらないなら、他の選択肢もあってよくない？　他の選択肢に予算が行くべきでない？　それに、ほっといても４０％、人力で除染して１０％ってちゃんと住民の方々に周知されてるのかしらね？　ていうか、これをお読みになってるアナタはご存知でした？</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　この日の会見のあと、安全委員会の加藤さんとこにぶら下がろうとしていたら、文科省の伊藤審議官から「ちょっとおしどりさん、聞きたいことがあるのでいいですか？」<br />
と呼び止められました。おぉ！　逆ぶら下がり！？</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「先ほどの質疑の中で、疑問だったんだけど、除染をしたくない、っていう住民の方がいるってどういうことなの？　避難したいってこと？」</p>
<p>――もちろん、避難、移住したいという希望もありますが、それだけではなく、ほっといても２年後に線量が４０％下がるなら、今から急いで除染するのではなく、２年間どこかに避難して２年後に戻ってきてそこから除染するとか、２年後にもう一度考えるとか、もしくは高齢の方なら除染しても１０％しか下がらないのなら、庭の木や山の木を切り刻んで除染したくない、とか、本当に様々なのです。せっかく２年後に４０％自然に下がるのに、この２年間で何億もつぎ込んで１０％下げる意味はあるのか？　もっと他のことに予算を使わせてもらえないのか？　など、今の「除染して住む」政策には疑問の声が多いんです。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「なるほど、よくわかりました！　それはおっしゃるとおりですね、そうお考えになるのもよくわかります。しかし自治体の長の声と全然違いますね。」</p>
<p>――そうなんです！　自治体は予算の関係からか、除染政策一辺倒なのですが…</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「その自治体の長を住民が選んだ、ということですからね…　うーむ、なんというか、そこは民主主義の悩ましいところなんですよね！　」</p>
<p>（わー、悩ましいとかおっしゃってる場合じゃないでしょ、切実ですよ、こっちは！）</p>
<p>――ですので、全住民アンケートなどをとって、自治体側の要望だけではなく、住民の要望も聞いてほしいのですが、自治体側がそれを頑としてしてくださらず、自治体がピックアップした住民の声だけが外にアナウンスされている、という状況が多いようです。</p>
<p><em>文科省・伊藤審議官</em>「なるほど、その必要性はありますね。状況がよくわかりました、ありがとう」</p>
<p>とおっしゃって去る伊藤審議官を見ながら、案外、伊藤審議官が聞いてくださって良かった！　と思いました。</p>
<p align="center">＊＊＊</p>
<p>　１２月に除染関連の様々な予算が決定されようとしています。そして年が明けたら特措法が施行され、除染計画はどんどん進むでしょう。<br />
除染は悪いことだとは思わないけど、どんな除染を行なうか、どういう目的のためにやるか、どれくらいお金を使うか（費用対効果はどれくらいか）、どれくらい被曝するのか、などなど、きちんと考えていかねばならないでしょう。</p>
<p>例えば、０．２３μＳＶ／ｈ以上の地域が除染実施区域となるのですが、その考え方は</p>
<blockquote><p>自然界（大地）からの放射線量：０．０４μＳＶ<br />
事故による追加被曝放射線量：０．１９μＳＶ</p></blockquote>
<p>として、一日のうちに屋外に８時間、屋内（木造家屋、遮蔽効果０，４倍）に１６時間滞在するという生活パターンを仮定して、</p>
<blockquote><p>０．１９μＳＶ／ｈ×（８時間＋０．４×１６時間）×３６５日＝年間１ｍＳＶ</p></blockquote>
<p>という式が載っていました。</p>
<p>自分で計算してみると、９９８．６４μＳＶになりましたので年間１ｍＳＶ以下でしょう。でも待って、これは追加被曝のみだよね？<br />
自然界の放射線量とあわせた０．２３μＳＶ／ｈで計算すると、１２０８．８８μＳＶになりました。年間１ｍＳＶは超えてしまいます。<br />
そして重要なことは、これは空間線量、外部被曝のことだけしか考慮してません。食べ物による内部被曝は現在、年間５ｍＳＶが線量限度となっています。これはやっぱり高いので、来年の４月をめどに１ｍＳＶに戻す、と厚労省は言っているけれど、おかしいよね。<br />
なぜなら、チェルノブイリ事故後のベラルーシの基準は内部被曝・外部被曝合わせて、とにかく被曝は年間１ｍＳＶまで！　という考え方なのに、日本は食べ物は食べ物で、土地は土地で、空間は空間で、水は水で、のような基準になっているからです。</p>
<p>この辺りはチーム飯舘顧問の<a href="http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/91326.html" target="_blank">ロシアの怪人のブログ</a>をご覧あれ！</p>
<p>そして、８０００Ｂｑ／ｋｇ以下の廃棄物はそのまま埋め立て地やコンクリートや園芸土に使われるとのこと。どれも、年間の被曝線量１ｍＳＶ以下だから大丈夫、といえど、それぞれ１ｍＳＶ以下なだけで、総合すると、ひょっとしたら怖いかもよ？　ということをお見知りおきくださいませ。</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/8360/1-287" rel="attachment wp-att-8361"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1330.jpg" alt="" title="1" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-8361" /></a></p>
<p>【今週の針金】<br />
放っておいても２年で４０％減るのに、大金をつぎ込んで被曝しながら１０％しか減らない除染事業。誰がやりたいのかな？</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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		<item>
		<title>川内村住民説明会のヒドイ資料の件。</title>
		<link>http://the-news.jp/archives/8349</link>
		<comments>http://the-news.jp/archives/8349#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 03 Dec 2011 00:03:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
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		<category><![CDATA[住民]]></category>
		<category><![CDATA[川内村]]></category>
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		<category><![CDATA[資料]]></category>

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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ １１月２８日の東京電力統合対策室合同本部記者会見では、住民説明会で配布されている資料が例として配られました。 １０月６、７日に福島県郡山市のビッグパレットで行なわれた、川内村住民説明会のときの資料です。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p>１１月２８日の東京電力統合対策室合同本部記者会見では、住民説明会で配布されている資料が例として配られました。<br />
１０月６、７日に福島県郡山市のビッグパレットで行なわれた、<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111201/data.html" target="_blank"><em>川内村住民説明会のときの資料です。</em></a></p>
<p>（ちなみにネット上にどこにも上がってないから本邦初公開だよ！）</p>
<p>これ見てひっくり返っちゃった！<br />
えー、１０月にもなって、こんな資料で説明会をされてるの！？<br />
つっ込みどころ多すぎて、いちいち質問してたら大変だな…。目立ってヒドイものだけでもお聞きしてみよ。</p>
<p>――今日配られました川内村住民説明会の資料について、被災者生活支援チームの方にご回答宜しくお願いいたします。<br />
幾つか疑問と、そして今まで安全委員会が会見中でしていただいたご説明と整合性が取れない部分が有りますので教えて下さい。</p>
<p>まず、１ページ目の「放射線、放射能、放射性物質」という欄で、「放射線は体に残りません　移りません」とありますが、放射性物質に関しての記載はありません。放射性物質は内部被曝などにより体に残りますし体に付着したものが、その他の方にも影響するという事で「移る」とも考えられるのですが、この点について如何でしょうか。</p>
<p>そして３ページ目の「もともと私たちは放射線や放射能に取り囲まれて生活してきました」という欄に、 放射性カリウムについての記載がありますが、カリウム４０の全身の実効線量と、ヨウ素などの甲状腺等価線量は比較対象になりませんので、こういう記載は少し、比較が出来ないので誤解を招くと思うのですが如何でしょうか。</p>
<p>そしてその下のＸ線集団検診、航空機内の記載がありますが、Ｘ線レントゲンでの被曝について晩発で心筋梗塞が起こることは、厚労省や放射線関係の審議会でも２００６年、２００３年度に既に取り上げられており、航空機内の被曝、客室乗務員やパイロットなども年間線量が決められており、ここに記載されているからといって何ら安全性が確認できるというものでもないのですが何故記載されているのでしょうか。</p>
<p>そしてその次の次のページ「放射線の人体への影響（しきい値あり）」の欄や、その次のページの 「胎児への影響と妊娠時期」「放射線の人体への影響（しきい値不明確）」などで100ｍＳＶ以下だと影響がないというようなことを随所に書いておられますが、以前から何度も安全委員会の方が100以下でもLNTモデル（直線しきい値なしモデル）により影響があると考える、と仰ってますし、前回の低線量被曝のリスク管理に関するワーキンググループで細野大臣が「しきい値なしで臨む事が徹底されていないので更に努力する」とご発言されていましたが、それから考えますとこれは徹底されていないと思うのですが如何でしょうか。<br />
ご回答宜しくお願い致します。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「確かにあの、おっしゃられるように放射性物質は体に残ります。で、これは、よくそのことをまさに混同されたりすることがあって、放射線は体に残ってる、だからまあ、例えば避難されてる方たちが、避難先の方で、何かその人が来ることで色々言われたりすることもあるやに聞いております。だからここではそういった事について『ご心配はないんですよ』ということを言う趣旨で使われたものだと思います」</p>
<p>――「放射線、放射能、放射性物質」というタイトル出しでありながら放射線しか記載はせず放射性物質の事は記載していないという理由がちょっと分からなかったのですが。 これは、そのご説明であるならば、放射性物質というタイトル出しは不必要だと思うのですが、誤解を招くと思います。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「おそらくですね、実際にちょっとお使いになられた先生方の説明ぶりにもよるわけですけれども…。</p>
<p>（え？　説明ぶりによるなんて不確定要素じゃん！）</p>
<p>あの『放射線、放射能、放射性物質』と大きなタイトルでまず、ここで『放射線は体に残りません、移りません』といって、その次に『放射線を出す物質というのはこういう事ですよ』と放射性物質に関わる所は次からの絵の方で言っていると。で例えば内部被曝っていうのはこういうものですという話などは３枚目の方などで言ったりしておりますけれども、まあその、ちょっと、大きな見出しと小さな見出しというようなつもりでお使いになられたのではないかと思います」</p>
<p>――でもこの資料の中で、茶山さんが先ほど仰られました、放射性物質は体に残るということは、一切記載されていないのですが。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「この資料そのもので、えーと、例えばそれに関連することで言えばですね、４ページ目になりますかね、あの右下の方に「放射性物質の性質」というふうにございますけれども、そこの表の左側の３番目といいますか、まあ上の何も書いてない４番目ですと、『体中の放射能が半分になる期間』という事でございます、これがいわゆる生物学的半減期ですけれども、体に残ってそれが蓄積、体に残る部分が何処になるかということを次の欄で書いて、それぞれの放射性核種が例えばセシウムですと約１００日で半分になります、とこれがまあ体に残ることを前提とした説明のページでございます。</p>
<p>――その半減期は、ある程度核種について知っていれば、この記載が体に残るという意味を表す事はわかりますが、でもこれは住民の方々への説明会ですので半減期という記載にせず、『放射性物質は体に残る』という一文はやはり必要なのではないかと思うのですが如何でしょうか。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「そこはその説明ぶりなのではないかと思います。</p>
<p>（だから説明ぶりは不確定要素でしょ？）</p>
<p>恐らくここで半減期という言葉を聞いてまあ、半減期が分からないときには、あのーそれで、しかもここではまあ、まさに半減期という言葉を避けられた訳ですね、放射能が半分になる期間と、確かに半減期という言葉になじみが無い方に対して、体にあって、体に入ってもそれが半分になる期間ですよという事でこの言葉は使われております。仮にまあもしその言葉で尚わかりにくいという時にはまあ、その、皆さんのご様子を見たりご質問を受けたりした中で、回答されたりしたのではないかと思います。<br />
その、今のページの前のところですけれども、その食品摂取の方で確かに、全身に対しての話と甲状腺などの等価線量はまた別の話でございますが、まあここの中ではそういう暮らしの中で、通常1.5ｍＳＶ／年浴びております。等価線量の方の話でなく実効線量、年間の話としてこちら、書いておる資料ですので特に、まさにご指摘のように等価線量とその比べてということでは使う意図ではございません。<br />
またＸ線集団検診や航空機の被曝でですね、あるいはそういう、そういったものの放射線が多かった場合に、晩発性がんになられる場合はあろうかと思いますが、それはＸ線だからがんになった、航空機になったからがんになったのか、というと恐らくその方、かなりたくさんの量を受けられたんだと思います。</p>
<p>（ちなみに、ＩＣＲＰでも航空機などによる職業被曝も問題になっていて、日本でもその勧告を取り入れ、パイロットや客室乗務員の年間線量限度は５ｍＳＶ、妊婦は１ｍＳＶ、でもＡＬＡＲＡ、合理的に達成できる限り被曝の低減化に努めよ　＜As Low As Reasonably Achievable＞　となっています。かなりたくさんの量っていっても、現在の福島の住民の方が高いよ？）</p>
<p>で、恐らくですね、その具体的なデータの方を見てないのであれですけれども、その方ががんになられた時そのがんが、胸のＸ線からのがんであったとか、航空機のときに受けた放射線であるがんであるか、なかなか分からないところである。確かにあの、放射線そのものを受ける量が沢山になればその方、そういった方たちの中でがんになられる方は生じてくる所はあります。<br />
その後あの、しきい値ありとか１００ｍＳＶ云々と書いてあるところは、多いという所でありますけれども、そこは、その前にあるこの、ご指摘されたところのですね、しきい値ありの表があるところの、放射線障害の分類というのが、放射線障害の分類で確定的影響と確率的影響の２つを並べてあるところがございますが、ここはまさに確定的影響と確率的影響の２つに分けて、それでまず最初に書いてある左側の確定的影響について以下説明をしていかれたと。<br />
で、その確定的影響についてはしきい値ありということで入ってきて、でしきい値が不明確な恐れとなっている、その次のページのがん、白血病等に関してのところから確率的影響の話を始め、ということでそこはそのしきい値がある、あるいは『100ｍＳＶ以下ですと起きませんよ』と言ってるところとその、そういった、それ以下でもあるかもしれないと言っている、確率的影響にはしきい値不明確という所は、二つに分けて、その分けたほうではその不明確である、あるいは少ない線量でもリスクはありますよ、という事でそういう前提で書いているということでございます」</p>
<p>（なんか資料は誤解を招くかもだけど、説明者が補うってこと？　いい加減だねー。それにそんな回答、信じられるかっての！）</p>
<p>――ではこのしきい値不明確というところですが、１００ｍＳＶ以上で明らかに増加、そして遺伝性影響は人では報告されたことがないというふうな記載しかありませんので、１００ｍＳＶ以下でも危険性あるということはこれでは読み取れません。<br />
そしてこの「胎児への影響と妊娠時期」というのは確定的影響ですか、確率的影響ですか？</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「書かれている、発生、発育異常　精神遅滞は確定的影響として考えられていると思うところでございます」</p>
<p>――ではＩＣＲＰのパブリケーション（刊行物）９０、そして２００７年勧告である１０３では、こちらの発生発達異常、精神遅滞については１００ｍＳＶというふうに記載がされておりますが、「子宮内被曝後の発がんリスクに関するデータ」で子宮内医療被曝に関する最大症例対照研究は全てのタイプの小児がんが増加する傾向にあるというのみであり、小児がんについては１００ｍＳＶなどの線量の記載は一切ありません。<br />
これは確率的影響ですが、これのみの記載では不十分と思われますが如何でしょうか。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「小児がんの確率的影響についてはこの資料では、A4のサイズでいう次のページでございますが、生涯がん死亡リスクというところで、ここで１００ｍＳＶ増えますと0.5％増えるというようなことが仮定されますと、いわゆるしきい値なし仮説で１００ｍＳＶで0.5％と言われている、そこの数字の方を入れて、まあ不明確ですのでクエスチョンマークを入れながら、まあそれに従って、そういう仮定の下で規制の体系を作っているということで。ここではその『わずかでも増えるかもしれないんですよ』と。だから増える量というのは１００ｍＳＶで0.5％くらいですということで書いておるわけであります」</p>
<p>――１００ｍＳＶで0.5％というのは成人への影響で、ICRP（パブリケーション）には子宮内被曝の生涯がんリスクは小児期、早期の被曝後のリスクと同様で最大で集団全体のリスクのおよそ３倍と記載があるのですが。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「最大で３倍でございますけれども、そこにつきましては、小児がんのリスク自身がかなり小さなものでございます。で、あのー…（しばし沈黙、そして資料を取ってこられる）…ＩＣＲＰの２０００年に出てる刊行物から取ってきておるデータでございますけれども、例えば自然バックグラウンドを超えたものがここではmGy（ミリグレイ）単位で書かれておりますが、その場合で子どもががんにならない確率、年齢０歳から１９歳について、99.7％というこの計算にはなっております。<br />
で、ここでは例えば数字が出ておりますのは１０mGyと５０mGyなんですけれども、それで99.6％と99.4％といった形でございますんで、ここでは例えば１００ｍＳＶになった場合に99.1％が、がんにならない確率といわれております。例えばこの追加の被曝がなかった時にがんになる確率としての0.3％、それからその１００ｍＳＶで99.1％で、なる方の確率が0.9％という事になります。で、ここの確率の方をまあ、数字を出してご説明をするかどうかということの、まあ…だと思います」</p>
<p>（まくしたてられましたが、結局、１００ｍＳＶではがんになる確率０．９％であって、成人のがんになる確率、０．５％の約２倍だよね？）</p>
<p>――ありがとうございます、その２０００年勧告というのは、パブリケーションでいうと、何番になりますか、すいません、後学のため。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「ちょっと、ここの本、この中には、えーと今、そのページに直接は無かったんですが、後ろの方に２０００年とありますから、パブリケーション８４だと思います」</p>
<p>（うん、持ってないね、また調べなくちゃ）</p>
<p>――ありがとうございます、ではこの記載で一切問題が無い、ということでしょうか。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「説明の仕方についてはあの、これ、色々な説明や説明ぶりとかありますから…。</p>
<p>（説明ぶりぶり、おっしゃるな！）</p>
<p>これで問題が無いという言い方をするのはどうか、とは思いますけども、ま、あの…こういう説明というのもあるでしょうし、この説明が何かいたずらに誤った情報を与えているというようなものではですね、いまご指摘をいただいたところについて、まあ、その問題に対してまあ足りない所を補ったり、あるいは、そういう趣旨で全体のそういう流れや説明の中で使っていけばいいのかなとは思います」</p>
<p>――あと確率的影響、子孫への遺伝がないという事について、原爆被爆者の子どもにおいてのデータが出ておりますが、ＩＣＲＰのＬＳＳ（寿命調査）ではこのようなデータは無かったと思うのですが、これは何処からのデータなのでしょうか原本は。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「えー、恐らく右下に <a href="http://www.rerf.or.jp/">http://www.rerf.or.jp/</a> とありますんでこちらの方のホームページから取られてきたんだと思います」</p>
<p>――ＲＥＲＦ。ありがとうございます、因みにそれはどういう機関ですか、すいません不勉強なもので教えて下さい。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「ちょっとこちらも確認した方がいいと思います。放射線のこういった影響関係の方の研究してきている機関の英語名の、あの幾つかあるそういった機関の略称がここ、その多分ＲＥＲＦなどだろうかと思います」</p>
<p>――わかりました、ありがとうございます。ＩＣＲＰパブリケーション８３多因子性疾患のリスク推定だと、多因子によった放射性関連でも子孫への影響について言及されておりますので、少しこのデータにも疑問を感じました。</p>
<p>（この間に横のケンパルがＲＥＲＦをネットで調べてくれました）</p>
<p>ＲＥＲＦ…<a href="http://www.rerf.or.jp/index_j.html" target="_blank">放影研</a>ですね。</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「いやいや、その機関かどうか。放射線の影響関係の候補のひとつだとは思われますが…」</p>
<p>――？？？　ＲＥＲＦ、放影研、放射線影響研究所ですよね？</p>
<p><em>被災者生活支援チーム・茶山さん</em>「いやはっきり明言できませんが、その放射線の影響を研究する機関のひとつだと思われます」</p>
<p>（ネットで検索したんだけど、この方ご存知ないのかな？　もう面倒だわ）</p>
<p>――わかりました、ありがとう存じました。</p>
<p>そして、被災者生活支援チームの茶山さんが来られる前に、安全委員会の加藤さんにこの資料についてお聞きしていたのですが、「この資料をどういう意図で使っていたのか分からないと評価を述べられない」とお答え頂きました。<br />
えー？？　意図次第で評価が変わるってこと？　それはおかしいでしょ？　以前の質疑の中で、１００ｍＳＶ以下では影響がない、とはっきり記載している書籍はまちがっているので何らかのアナウンスはすべき、とおっしゃっていたよね？　加藤さんはいい加減なことはおっしゃらないはず！　頼みますよ！<br />
ということで、改めて加藤さんにお聞きしてみました。</p>
<p>――川内村資料、作成したところの意図がわからないと評価を述べられないとおっしゃっておられましたのが、その、意図次第によって安全委員会の判断、 見解が変わるということなのかどうか少し疑問が残りましたので、その件について、そしてこの資料の安全委員会の評価をお聞かせください。</p>
<p><em>安全委員会・加藤審議官</em>「わかりました。申し上げましたのは、どういうオケージョンで使うのかとかですね、そういうこととか、あと実際に、あのあくまでもこれは説明会ですから資料だけがメインではなくて、むしろ実際お話されることがメインであって、これは補助的なものなわけですね。そういう意味で、実際どういう説明をされたかもわからない状況で、何か言うというのは非常に不適切だろう、ということを申し上げたわけであります。<br />
それであの、今、茶山さんが来て色々やりとりされましたけれども、まさに資料だけ見るとそういう疑問が出てくるわけですから、今日のやりとりも踏まえてですね、今後使う資料については今日のやりとりなんかも入れて直すべきところは直して、遂次改善して頂ければいいと思います」</p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="attachment_8350" class="wp-caption aligncenter" style="width: 402px"><a href="http://the-news.jp/archives/8349/1-285" rel="attachment wp-att-8350"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1328.jpg" alt="最後のところは被災者生活支援チームの茶山さんに向かってお話しされていましたよ！　さすが加藤さん☆" title="最後のところは被災者生活支援チームの茶山さんに向かってお話しされていましたよ！　さすが加藤さん☆" width="392" height="220" class="size-full wp-image-8350" /></a><p class="wp-caption-text">最後のところは被災者生活支援チームの茶山さんに向かってお話しされていましたよ！　さすが加藤さん☆</p></div>
<p>&nbsp;</p>
<p style="text-align: center;">＊＊＊</p>
<p>１０月の段階で、このような資料を使って説明会がされているなんて驚きました。３月の事故直後の「ただちに影響ありません」「レントゲン１回分の被曝だから大丈夫」「東京〜ニューヨーク間の線量だから大丈夫」とおんなじだよねぇ！<br />
ＩＡＥＡはレントゲンやＣＴなどの検査被曝により放射線誘発がんのリスクが高まるため、「特に小児は不必要な検査被曝の低減に努めるべき」と言っているし、ＩＣＲＰは「航空機産業などの職業被曝による年間線量は５ｍＳＶに管理するべき」というガイドラインも出しています。</p>
<p>そっちは説明せずに、「レントゲン、航空機内と同じ線量で、よくあることだから大丈夫！」というのは卑怯だと思います。<br />
どうせ分かんないだろうよーとでも思われてんのかしら？　失礼ね！　飯舘村の仲良しに話したら、「えー、俺らんとこでそんな説明会があったら暴れるけどな？」ですって。</p>
<p>「とりあえず質問はしまくるな、納得いかないもん。３月だったらあんまりわかんなかったけど、今はだいぶ詳しくなったもんね」<br />
そうでしょ？　それに、この資料はネットにどこも上がってなかったことも不思議。今は、官公庁の配布資料はどんなものでも探したら大体公開されているもの。こんな感じの説明会が行なわれていることを、大手マスコミのみなさんはニュースになさらないのかしらね？　あー、ＴＶで「レントゲン１回分だから大丈夫なんです！」とよくおっしゃってたからムリなのかな、やっぱり。</p>
<p style="text-align: center;">＊＊＊</p>
<p>　それぞれの方にまだきちんとお礼をお伝えできていませんが、ご祝儀をくださったみなさまのおかげで、専門書を買えたり、取材に行けたりしています。本当にありがとう存じます！　そして、ものすごく涙が出るほど嬉しく恥ずかしいことに、福島の方々、いわきや南相馬や福島市や郡山市や飯舘村や伊達市や、被災地の方々からのご祝儀と応援メッセージが多いのです。<br />
わー！　こちらが応援したいのに、逆にご祝儀を頂くなんて！　と思い、お返ししようと思ったのですが、みなさん「微々たる額しかご祝儀できませんが、本当にありがたいんです。嬉しいんです。福島のためによろしくお願いします」とおっしゃいます。<br />
なんか本当に申しわけない。恥ずかしいし悲しい。私に希望を託すなんて、そ、そ、そんなにこの世の中はどうしようもないのかしらね？　こりゃーものすごく動きまくるしかないね！　まだまだ仕掛けていかなくっちゃ！　お客さまに笑っていただくのが仕事ですからね、舞台だけでなく、笑顔のためなら何でもしますわよ！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/8349/1-286" rel="attachment wp-att-8351"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1329.jpg" alt="" title="1" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-8351" /></a><br />
【今週の針金】<br />
JRIA（ジュリア）このマークご存じですか。社団法人日本アイソトープ協会ですねん！<br />
マコちゃんはJRIA本をいっぱい持ってますねん、いつも「JRIA！JRIAの本何処いった！」と探してますねん！</p>
<p>（マガジン９：<a href="http://www.magazine9.jp/">http://www.magazine9.jp/</a>）</p>
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		<title>２号炉で発生した１３５キセノンの現況の件。</title>
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		<pubDate>Fri, 02 Dec 2011 23:56:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>おしどりマコ</dc:creator>
				<category><![CDATA[FEATURE]]></category>
		<category><![CDATA[おしどりマコ]]></category>
		<category><![CDATA[原発 関連]]></category>
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		<category><![CDATA[キセノン]]></category>
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		<description><![CDATA[＜おしどりマコ＞ 第２８回「脱ってみる？」で書いた、自発核分裂で発生した１３５Ｘｅ（キセノン）についての続報。 毎週、水曜日に出る東京電力の週報を見ても、１３５Ｘｅは増えたり減ったりで全く減少傾向に無いのです。ん？　これ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>＜<a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/"target="_self"rel="external"title="" >おしどりマコ</a>＞</p>
<p><a href="http://www.magazine9.jp/oshidori/111109/index.php">第２８回「脱ってみる？」</a>で書いた、自発核分裂で発生した１３５Ｘｅ（キセノン）についての続報。</p>
<p>毎週、水曜日に出る東京電力の週報を見ても、１３５Ｘｅは増えたり減ったりで全く減少傾向に無いのです。ん？　これって自発核分裂由来の１３５Ｘｅだけれども、増倍計数高いんじゃない？　（第２８回の臨界の状態を表す増倍計数ｋのところを復習してね☆）</p>
<p>限りなく１に近い、つまり臨界に近い発生量なのじゃないかしら？<br />
１１月１７日の東京電力統合対策室合同本部記者会見でお聞きしました。</p>
<p>――２号機のガス管理システムから１３５Ｘｅが検出された件ですが。現在のデータを見ても、半減期９．１４時間の１３５Ｘｅが…えー、すみません、ちょっと質問してますので皆さん静かにお願いいたします（私が質問した瞬間になぜか突然後ろがうるさくなったので、トホホ）。<br />
半減期９．１４時間の１３５Ｘｅが継続して出続けておりますが、これは２４２Ｃｍ（キュリウム）、２４４Ｃｍから中性子が出続けという事で、もとの２４２Ｃｍ、２４４Ｃｍが９．３２×１０の１６乗ベクレル、３．８７×１０の１５乗ベクレル存在しておりましたが大体どれくらいまでこの未臨界の状態が時間的に継続すると東京電力はお考えでしょうか。</p>
<p>（ちなみに９．３２×１０の１６乗Ｂｑ→９京３２００兆Ｂｑ、３．８７×１０の１５乗Ｂｑ→３８７０兆Ｂｑ。凄まじい量です）</p>
<p><em>東京電力・松本さん</em>「現在あの損傷燃料の中に存在しておりますキュリウムの自発核分裂が起こっております状況でございまして、これは半減期に従って無くなるまで続いてまいります。従いましてこの未臨界の状態といいますか、この状態がずっと続くという事になります（あ、凄まじい量だものね、ずっと続くのね…）。<br />
あの、いわゆる臨界の体系ではございませんので、核分裂で発生した際の中性子は他の物質に吸収されるかあるいは、ケイガイ（聞き取れず）に漏れ出て行って連鎖反応が維持できていない状況になっております（中性子は出ているけど遮蔽はされているということは以前の会見で確認済み）」</p>
<p>――未臨界という事で臨界の増倍係数は、松本さんとしては大体どの位と考えておられますでしょうか。</p>
<p><em>東京電力・松本さん</em>「こちらは以前、施設運営計画の保安院さんに提出していただいた資料に書いてございますが、あの、近いところでは０．９～それ以上かな、あの１に非常に近いところまでございますが、それと０．５とかその間にあるのではないかと思っております。こちらに関しましては色んな損傷燃料のいわゆる形状等を模擬した形でシミュレーションしておりますが、いずれにしても未臨界の体系だというふうに考えております。」</p>
<p>増倍係数ｋは０．９以上で１に非常に近い！？　まぁ未臨界といっても限りなく臨界に近いということですね。そして、元の２４２Ｃｍ、２４４Ｃｍが凄まじい量存在しているので、この１３５Ｘｅを発生する自発核分裂は「ずっと続く」状態だそうです、ガビン！　そして発生した１３５Ｘｅは半減期９．１４時間で１３５Ｃｓ（セシウム）に壊変し続けるのでした。あーあ。</p>
<p>ニュース記事では</p>
<blockquote><p>「東電、臨界ではなく自発核分裂」（読売）<br />
「東電、臨界ではなかった、自発核分裂」（産経）<br />
「東電、臨界を否定、キセノンは自発核分裂」（朝日）<br />
「キセノン検出、臨界なし自発核分裂、東電」（毎日）</p></blockquote>
<p>などなどとなっていましたが、第２８回で述べましたとおり、「臨界」とは連鎖する核分裂を定量的に評価する言葉にすぎないので、</p>
<p>正確には<br />
「キセノンは自発核分裂で発生、限りなく臨界に近い未臨界の状態」<br />
「そしてずっと発生し続ける状態が続く！」なのです。<br />
ついでに「１３５キセノンは全部１３５セシウムになります！」も。</p>
<p>制御できない突然の超臨界の状態が恐ろしいのであって、「なーんだ自発核分裂か、臨界じゃなくて良かった☆」というのは違います。自発核分裂でも２４２Ｃｍ、２４４Ｃｍは中性子を放出するし、その中性子が核分裂を引き起こし、制御できない超臨界を引き起こす可能性ももちろんあるからです。</p>
<p>「脱ってみる？」の読者のみなさまは、言葉のあやにだまされず、正確に原子炉の状態を考えるようにしようぜ！<br />
ていうか記者さまがたこそ、東京電力の広報にならず、きちんと説明して頂きたいよねぇ。</p>
<p><a href="http://the-news.jp/archives/8343/1-284" rel="attachment wp-att-8344"><img src="http://the-news.jp/wp-content/uploads/1327.jpg" alt="" title="1" width="420" height="290" class="aligncenter size-full wp-image-8344" /></a><br />
【今週の針金】<br />
体調を崩してたマコちゃん、会見中もマスク姿で。<br />
完全回復ではないけれどだいぶ元気になりましてん！　怒濤の更新ですねん！！</p>
<p><a href="http://www.magazine9.jp/">マガジン９</a></p>
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