
カフェなどの飲食店で、ノートパソコンやタブレット端末を駆使して仕事をする“ノマドワーカー”を最近よく見かけるようになりました。会社のオフィスだけではなく、自分の好きな場所で仕事をする人のことを指しますが、果たしてそれは効率が良いのでしょうか?
そこで今回は、『トレンド総研』がカフェなどで仕事をすることがある20〜40代のビジネスマン500名に行ったアンケート結果から、「ノマドワーカーの実態」をご紹介します。
ノマドワーカー500名が語るカフェワークの実態
まず、「カフェでの仕事内容」を聞いたところ、「メールの送受信」(86%)、「インターネットの閲覧」(70%)、「Excelでの作業」(63%)に多く回答が集まりました。
また、「カフェで仕事をする主な目的」としては、「時間を有効活用するため」、「仕事の生産性を高めるため」、「集中できるから」となりました。
メール対応などの小さな仕事から、資料作りなどの大きな仕事まで、カフェの利用は仕事を効率よく進めていくための工夫のようです。
効率UPの実感は30%超え
「カフェで仕事をすることにより、仕事の効率はどの程度向上すると思いますか?」という質問に対して、実感として平均33.4%「効率が上がった」と回答しています。
好きな飲み物や心地よいBGMをバックに、自分だけの空間で作業できることが効率UPの要因かもしれません。また、場所が変わることでのリフレッシュ効果も期待できると思います。
時間の有効活用が最大のポイント
IT機器に精通するジャーナリスト・安蔵靖志氏によると、ノマドワーカーの最大のメリットは、時間が有効活用できることだそうです。
急なアポイント変更で外での待機時間が生まれてしまう時など、ビジネスシーンで生まれる隙間時間を上手に活用できるメリットは非常に大きいですよね。
いかがでしたか? 利用者に電源やWi-Fiスポットなどを提供するショップが増え、ノマドワーカーにとっては日に日に環境が良くなってきています。隙間時間を最大限に利用するため、効率UPのため、ノマドワーキングも1つの仕事手段として取り入れてみてはいかがでしょうか。