
IT先進国スウェーデンをはじめ、北欧のオフィスで当たり前となっている”スタンディング・スタイルデスク”をご存知ですか?
スタンディング・スタイルのデスクとは、座ったり、立ったりと、シーンに合わせて自由にデスクの高さを調整できる高機能デスクのこと。生産性の向上につながる画期的なオフィス・デスクとして、今世界中で注目されている新しいオフィススタイルです。
最近では有名な大手IT企業のクリエイターなどにも愛用され、世界的なブームにもなってきているとのこと。今回はそんな“スタンディング・スタイル”の嬉しい効果を3つご紹介します。
ダイエット&健康維持
座りっぱなしは血行不良の原因となり、健康へのダメージから寿命を縮めるとも言われています。
その解決策となるのがスタンディング・スタイルのデスクの活用。立ったり座ったりと身体を動かすことで血流が良くなり、パソコンの前で長時間座ったまま仕事をする場合に多い目の疲れや肩こり、頭痛、腰痛、ストレートネックなどの症状を軽減することができるんです。
座っているだけよりもカロリー消費量がUPし、ダイエット効果も期待できますよ。
生産性の向上
クリエイティブな仕事や計算などひとりで集中したいときは座って、スタッフとの意見交換や報告、資料の仕分けなどの時は立って、と仕事にメリハリをつけることが可能。仕事スタイルを変えることが気分転換や集中力のUPにつながります。
北欧では「上司が立っている時は話しかけてもよい」というのが暗黙の了解になっているそうですよ。
コミュニケーションの活性化
スタッフたちとのブレインストーミングは、座って行うよりも、立って行った方が短時間で活発な意見やアイディアが出やすいと言われています。「立ちながらみんなでコーヒーブレイク」なんてことも気軽に行うことができ、職場の会話もはずみそうですね。
北米では、医師が腰痛軽減などの目的で”医療器具”としてスタンディング・スタイルのデスクを処方したり、一般家庭の書斎机や子供の勉強机などにも取り入れられているそうです。
社内での作業姿勢を自由に変えることで、健康維持、仕事の効率化、社内の活性化にも役立つ新しいワーキングスタイル。近い将来日本でもスタンダードになるかもしれませんね。