
「話がつまらない人」は“デキない人・モテない人・頭が悪い人”などとも思われてしまいがち。話がつまらないことで「能力が低い」というイメージがついてしまいやすいのです。では一体、どういう人が「話がつまらない人」だと思われてしまうのか?
そこで今回は、拙著『話に「オチ」をつける技術』の中から、「話がつまらない人の6つの特徴」を紹介したいと思います。この6パターンに当てはまってしまう人は注意が必要ですよ。
武勇伝や自慢話ばかりする
他人の武勇伝や自慢話ほど、聞いていてつまらないものはありません。話している人は興奮しているかもしれませんが、聞き手側の心の中は白けムード満載なことがほとんどなのです。
度を越えたネガティブな話をする
多少ネガティブな話というくらいであれば、まだ我慢もできますが、度を越えているあまりにもネガティブな話は、聞いていて嫌な気分にさえなってしまいます。特に、愚痴や悪口などを延々と聞かされるのは最悪と言えるでしょう。
知らない人の話をする
内輪ネタなどの「知らない人」の話は、聞いていても意味不明で面白くもなんともありません。聞く側の立場も考えて話をしないと、「話がつまらない人」だけではなく、「空気が読めない人」だとも思われてしまうことでしょう。
同じ話を何度もする
年配の方などに多く見られるパターンだと言えます。ということは、自分の上司や先輩であるケースが多いので、なかなか注意することもできません。聞いたことがある話なのに、初めて聞くかのようなリアクションを何度も取るのもかなり面倒なことです。
うんちくや雑学などを語りたがる
本当にためになったり、驚きの真実を知ることができたりすることもあるので、武勇伝などよりはよっぽどマシではあります。とはいえ、いつもいつも雑学を語られても困りものですし、話した後のドヤ顔にもイラっとしてしまいます。
話にオチがない
「話がつまらない」と思われてしまう一番の理由であるとも言えるでしょう。「オチのない話」というのは、まとまりのない話ということ。ダラダラとまとまりのない話を聞かされた上に、最後に「オチ」もないとなると、聞いている側には苦痛でしかないでしょう。
芸人さんなどのプロの話し手でもない限り、常に「笑える話」をしなければいけないわけではありません。とはいえ、「話がつまらない人」と思われてしまうのは、かなりマイナスなイメージになってしまいます。話をする際に、この6つに注意するだけでも、「話がつまらない人」予防にはなるはずですよ。